【食料環境政策学科】海外農業体験(中国)を実施しました

2014年09月01日
明治大学 農学部事務室

ジャガイモの収穫作業ジャガイモの収穫作業

スイートコーンの出荷調製作業スイートコーンの出荷調製作業

キュウリの誘引作業キュウリの誘引作業

朝日緑源社員食堂での昼食朝日緑源社員食堂での昼食

朝日緑源社屋前での記念撮影朝日緑源社屋前での記念撮影

農学部食料環境政策学科では,2009年度より2年次学生を対象に「海外農業体験」という実習科目を開講しています(200108年度には「ファームステイ研修(海外)」として実施)。この科目は,実際に海外で農作業を体験したり,現地の農家や農業企業の方々と交流したりすることを通じて,海外の農業や社会,経済に関する理解を深めることを目的としています。

 

 この科目は2010年度までは台湾で実施していましたが,2011年度より中国山東省莱陽市に所在する,アサヒグループホールディングス(株)の子会社である「山東朝日緑源農業高新技術有限公司」(http://www.asahibeer.com.cn/greensource/japan/index.html)(ほかに住友化学(株),伊藤忠商事(株)も出資)(以下,朝日緑源)の全面的なご協力をいただき,朝日緑源の農場における農作業および莱陽市内に所在する日系アグリビジネス企業の見学等を中心とするプログラムで実施しています。朝日緑源は,中国国内において,酪農,堆肥(有機肥料)生産,有機野菜栽培を3つの柱とする,循環型の高付加価値農業事業を実施しており,生産物の全量を中国国内で販売しています。

 

 2014年度の「海外農業体験」は,教員3名の引率の下,21名の学生の参加により,69日~15日に実施しました。学生は,毎朝5:00から朝日緑源の農場(ハウスおよび露地)において,スイートコーン,ミニトマト,アスパラガス,ニンジン,ジャガイモ,ホウレンソウ,セロリ,ニラ,インゲンなど多種類の農作物の収穫作業,スイートコーン,ミニトマト,ジャガイモ,ニラなどの出荷調製作業,キュウリの誘引,マルチビニールや支柱の片付け,そして雑草抜きなど,様々な作業を体験させていただきました。学生は片言の中国語や身振り手振りで,一生懸命農場職員とのコミュニケーションを図りました。

 

 本年度の「海外農業体験」は,朝日緑源での農作業や牛乳工場(山東朝日緑源乳業)見学のほか,ハルディン(千葉県に本社のある花苗,野菜苗の生産企業)の中国農場における農作業体験,不二製油子会社および日本ハム子会社の食品工場見学,ならびにオランダの種苗会社(ライク・ズワーン)子会社の農場見学など,多彩な内容で実施しました。中国で働く日本人スタッフの経験談は,学生にとって大変勉強かつ刺激になりました。

 

 帰国後の学生レポートの一部を引用します。「中国に実際来て地元の方々と共に働いて見えたものが多かった」「農業についてはもちろん,物事を考えるうえで視野を広げられたと思う」「日本はグローバル化しているのだと思ったし,世界を見据えて経営しなければいけない時代なのだと分かった」「英語は話せて当たり前,もう1つすなわち3か国語話せるようにならなければなと思った」「今回の研修の最も大きな収穫は人との交流であった」「中国人の皆さんは言葉が通じなくとも必死にやり方を教えてくれたり,親切に接してくれたりして嬉しかった」この体験で,自分が今何を学ぶべきか,何を学びたいのか,そして将来には何がしたいのかを考え直すきっかけを得ることができた」「ここで学んだことを今後生かしていきたいと思う」自分たちを受け入れていただいた朝日緑源のみなさん,農家さん,見学をさせていただいた会社の方々など今回自分たちに関わっていただいた全ての人たちに感謝します」。

 

 学生のレポートからも,大変有意義な研修であったことが分かります。朝日緑源はじめ関係者の皆様に,改めて心より御礼申し上げます。

 

農学部教授 池上彰英

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