研究推進員(ポスト・ドクター)の荒添貴之研究員(植物病理学研究室),農学部生命科学科4年の三好健之介君と大和澄君(いずれも植物細胞工学研究室所属)らが開発した糸状菌ゲノム編集ツールCRISPR/Casシステムが日経バイオテクに掲載されました。
現在,多くの生物においてCRISPR/Casシステムを用いたゲノム編集が報告されているが,カビ(糸状菌)でこのシステムを用いた研究は行われていなかった。今回,イネの重要病害を引き起こすイネいもち病菌(糸状菌)で標的遺伝子を改変することに成功したことから,今後,植物細胞工学研究室と植物病理学研究室ではこのシステムを用いて本菌の病原性変異機構に関する研究を進めて行く予定である。
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