国際食品工業展が6月13日(火)から16日(金)まで東京ビッグサイトで行われました(来場者10万人)。その中の66大学研究機関が参加したアカデミックプラザで、農芸化学科の4年北条歩里さんと佐々木梨紗さんが責任者を務める食品工学研究室(中村卓教授)の発表がアカデミックプラザ賞(AP賞)を受賞しました。
タイトルは、『咀嚼中の食感変化の見える化~時間軸を取り入れた官能評価によるクリーミー食感の解析~』で、食品のおいしさに重要な食感についての研究です。食感は食品を咀嚼(噛む)することにより発現し、咀嚼過程で変化します。この変化を解析するために時間軸を取り入れた官能評価(人が食べて評価)を行い、力学物性測定や電子顕微鏡による構造観察を関連付けることで食感の変化を見える化しています。これにより、食品の構造と食感の関係を明らかにし、おいしい食感のデザインに貢献できると考えています。
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研究室ホームページ
http://www.isc.meiji.ac.jp/~foodeng/