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明治大学黒川農場

中国で開催されたワークショップで小沢特任教授が「亜臨界水分解液肥の研究」について講演しました

2016年03月16日
明治大学 農学部事務室

              

小沢聖特任教授(農場所属)は、2012年から国際農林水産業研究センターと共同で、プロジェクト研究「中国北部畑作地帯における循環型農業生産システムの設計と評価」を実施してきました。このプロジェクトの最終年にあたり、中国農業科学院と国際農林水産業研究センターとの共同で、201632日に北京市で ワークショップが開催されました。参加者は、日本側10人、中国側60人ほどでした。

 中国で実施した研究成果は、共同研究者の塔那が、以下のタイトルで発表しました。

Effects of combined application of chemical fertilizer with manure on small pumpkin yield in northern semi-arid region

 小沢特任教授は、黒川農場で実施している亜臨界水分解液肥の研究(大型研究;玉置教授主査)成果の概要を、以下のタイトルで発表しました。

Liquid fertilizer subcritical water produced from agricultural and animal waste

 質疑では、廃棄物問題が深刻な中国の現状を反映して、多くの質問が殺到しました。とりわけ、中国側の最大の関心は、水熱分解処理による豚餌製造と屠体からの油脂の回収でした。