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人材養成その他の教育研究上の目的

文学部文学科

文学部は,究極的には人間そのものを総合的に理解することを目的として構成されているが,日本文学,英米文学,ドイツ文学,フランス文学,演劇学及び文芸メディアの6専攻からなる文学科は,「主体的に学ぶ能力」と「国際的視野」を身につけた創造的かつ人間性豊かな教養人の育成を目的とする。さらに,本学科は,文学・思想・文化・芸術・メディアなどの様々な分野に大きな関心を寄せ,表現された現象を論理的に分析し,その結果を明晰に構築する訓練を重ねることで,表面的な事柄に惑わされることなく,事物の本質を客観的に判断できる能力を培い,それらを積極的に自らのメッセージとして,広く世界へと発信できる学生の育成を目的とする。

文学部史学地理学科

文学部は,究極的には人間そのものを総合的に理解することを目的として構成されているが,日本史学,アジア史,西洋史学,考古学及び地理学の5専攻からなる史学地理学科は,人間社会の歴史の探究を本旨とし,世界各地域に関する歴史的・地理的認識を深めるとともに,人間社会を多角的に把握する思考力を養い,創造的かつ人間性豊かな教養人の育成を目的とする。さらに,本学科は,史料・外国語文献の読解や分析,現地調査(フィールドワーク),遺跡の発掘調査などを通して,自然や人間世界をより深く理解するとともに,批判力を養い,積極的に自ら思考し,人類の発展と地域・環境の調和を目指す国際感覚豊かな学生の育成を目的とする。

文学部心理社会学科

文学部は,究極的には人間そのものを総合的に理解することを目的として構成されているが,「臨床心理学専攻」「現代社会学専攻」「哲学専攻」の3専攻からなる心理社会学科は,人間の「心と社会の問題」の探究を本旨とし,「生きやすい社会」のあり方を求めて,共生する社会を模索しつつ,「心」を個人の内面的問題としてではなく,病理を生み出す「社会」とのかかわりで思考し,新しい時代に対応できる人材の育成を目的とする。すなわち,子供から高齢者まで生きがいや心身の諸問題が噴出している現代社会の状況を踏まえ,人間学的な教養を持ち,総合的なヒューマンサービスを担うことができる人間の育成を目的とする。