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大学の世界展開力強化事業

第2回共創FDワークショップ・CLMV学生会議を実施しました

2018年10月30日
明治大学 国際連携事務室

CLMV学生会議CLMV学生会議

共創FDワークショップ共創FDワークショップ

ラップアップセッション終了後ラップアップセッション終了後

 第2回「共創FDワークショップ」及び「CLMV学生会議」を8月24日(金)~26日(日)の期間、タイ・バンコクに所在する明治大学アセアンセンターにおいて開催しました。
 本事業採択後、2回目の実施となる2018年度は、王立芸術大学(カンボジア)、ラオス国立大学、ヤンゴン工科大学、貿易大学(ハノイ)、ベトナム国家大学ホーチミン市人文社会科学大学、シンガポール国立大学、チュラロンコン大学、シーナカリンウィロート大学、タマサート大学から教員11名と学生16名を招聘し,本学からは教員10名と学生42名が参加して実施しました。
 初日の8月24日(金)には、シーナカリンウィロート大学・在バンコク日本大使館・ESCAP・明治大学からの代表者による開会挨拶に続いて、参加学生を2グループに分け、1グループ目はタイの政府機関The Community Organizations Development Institute (CODI)へ、2グループ目はKlong toeyを訪問し、政府および民間レベルでのスラム地区への支援についての講義を受けるとともに、現地視察を行いました。
 翌25日(土)には、前日のフィールドワーク訪問先の事業紹介DVDを2グループで視聴し、各団体の取組について学習した後、共創FDワークショップおよびCLMV学生会議を平行して実施しました。
 共創FDワークショップでは、招聘教員による各専門分野における各国の都市化に伴う問題点にかかるプレゼンテーションが行われた後、「アジア型の将来都市構想」に向けた教育力の向上や意識共有に係る活発な議論・意見交換が行われました。
 またCLMV学生会議では、明大生と海外交流大学の学生が、4グループに分かれて、「貧困」「交通」「観光」「市民参加」をテーマに討議しました。討議の結果は、最終日である26日(日)に、ラップアップセッションで発表され、参加教員からの質疑応答が行われました。各自の経験・専門やバックグラウンドを超えて、都市化に伴う各国が抱える問題点を共有しながらプレゼンテーション資料を準備する中で、学生各自が、各地域の特徴に根差した発展・開発の重要性を改めて認識する機会となりました。
 昨年度に続き、今年度の実績を積み重ねることで、今後の本会議への取組の方向性がより明確となり、参加者と共に都市化に伴う課題解決へ向けた政策提言に繋がる重要な成果を残しました。