講師紹介と講義概要(2013年度)

日付: 7月22日(月)
講義名: クールジャパン入門 
講義概要:  ようこそ明治大学へ!ここでは、このプログラムのオリエンテーションとして、プログラム概要の説明や参 加者の自己紹介を行います。また、皆さんが日本の何に興味や関心があるか、皆さんが思っている「日本」という様々なイメージも共有し、プログラムの最終日 には、このイメージが2週間のプログラムを通してどのように変化をしたか検証していく予定です。 
日付: 7月22日(月) 講師: 氷川 竜介
講義名:ポップカルチャー入門②
講義概要: 日本のアニメでは、キャラクターと同等に「風景」が主張して映像を特徴づけています。近年、アニメの舞台をファンが訪問する現象が「聖地巡礼」と呼ばれて注目を集めていますが、これもこの特徴に深く関連があります。架空世界を描けるアニメに、なぜそうしたリアルな風景が必要なのか。それは何を伝えようとしているのか。そうなった歴史を分析し、日本文化としてのアニメの特質を明確にしていきます。
1958年、兵庫県生まれ。アニメ評論家、特撮研究家。1970年代中盤、アニメ雑誌の創設時期から出版やレコードの編集、執筆にたずさわる。18年のIT系メーカーにおけるモバイル通信エンジニア経験を経て、2001年から文筆業専業に。近年では文化庁メディア芸術祭、毎日映画コンクールなどの審査委員など文化的活動が多く、中国、スペイン、イギリスなどでアニメを通じた国際交流にも関わっている。
日付: 7月23日(火) 講師: ジャン・E・イングルスルード
講義名:マンガ①
講義概要: マンガ・メディアを解釈する: 歴史,出版,そして社会的意義
多くの人の思い込みとは裏腹に,マンガの起源には議論の余地があります。多くの場合,マンガは日本の視覚文化の長い歴史から派生したと捉えられています。マンガは19世紀のヨーロッパおよび北アメリカからかなりの影響を受け,また最も強い影響をもたらしたのは第二次世界大戦後のアメリカのコミックであると分析している人もいます。マンガとコミックの存続と発展は,制作方法や出版のあり方に大きく依存しています。それと同時に出版自体も,それによって創作されるマンガの性格に影響を与えているのです。
ジャン・E・イングルスルードは明星大学人文学部教授である。ケイト・アレン教授との共著にReading Japan Cool: Patterns of Manga Literacy and Discourseがある。
日付: 7月23日(火) 講師: ケイト・アレン
講義名:マンガ②
講義概要: マンガを読んだところで誰も褒めてくれません。しかし本当にこの問題は見かけのように単純なのでしょうか?本講義では、マンガを読む日本人はどうやってマンガを読むことを覚えたのか、マンガを実践的に読むという行為はどう継続されてきたのか、マンガを理解し楽しむためにどのような方法が用いられたのかを学びます。
ケイト・アレンは明治大学国際日本学部教授である。ジャン・E・イングルスルード教授との共著にReading Japan Cool: Patterns of Manga Literacy and Discourseがある。
日付: 7月24日(水) 講師: レナト・リベラ
講義名:アニメ①
講義概要: 日本のアニメの何が世界中のあらゆる年齢の様々な背景を持った人たちの心を虜にするのでしょうか? この芸術様式において一体何が独自性を持った要素であり、それらはどのようにして生まれ、そして現在の状態に進化していったのでしょうか? 本講義では、特徴的な技術を用いた制作面、制作陣の中心人物たち、周辺社会への影響力の展開を含めた様々な観点に立って、このメディアを観察することにより、日本のアニメーション産業の歴史と、それが現代日本の文化資本の源泉の一つとなっていった過程に焦点を当てます。
スコットランドのスターリング大学日本学部を卒業。大阪大学、京都大学で日本の大衆文化の研究。京都精華大学でマンガ学部の講義を担当。また、学部の創立以来、京都国際マンガミュージアムを含む多くのプロジェクトに参加。現在は明治大学 商学部の講師を務めている。
日付: 7月24日(水) 講師: 須川 亜紀子
講義名:アニメ②
講義概要: 「日本らしさ」の表現:宮崎駿、高畑勲とスピリット
アニメの中でいわゆる「日本らしさ」というものはどう表現されているのか?「日本らしさ」を形作るものは、神道や日本仏教、スピリチュアリズムに基づく超自然現象の類かもしれない。本講義の第一部では、アニメーション監督である宮崎駿および高畑勲と、彼らの初期のテレビアニメや映画作品に焦点を当て、課題や問題点について検証する。第二部では、宮崎駿が妖怪や神々や幽霊といった観念を用い、いかにして映画内で「日本らしさ」を構成していったのかについてディスカッションを行う。
関西外大専任講師。アニメや文化学に関する多数の著書がある。共著に”Encyclopedia of animation”、”Critical Survey of Graphic Novels: Manga”、”Japanese Animation: East Asian Perspectives”、著書に「アニメ研究入門」(2013年)、「少女と魔法-ガールヒーローはいかに受容されたのか」(2013年)がある。
日付: 7月24日(水) 講師: 森川 嘉一郎
講義名: オタクカルチャーと秋葉原
講義概要: おたく(萌える)都市「アキハバラ」から学ぶ
1970年代、科学技術が日々進歩を遂げる一方、日本では科学に対する“夢”は“現実”となって失われました。80年代半ばになると、失われた“夢”の代用として、新たな個性を表す言葉「おたく」が生まれます。ダサくてパソコン好き、大人になってもゲームやアニメに夢中になっている人の事です。
失われた“夢”は「アキハバラ」という都市も生み出しました。東京にある、電気店の密集地として知られていた小さな都市は「サブカルチャーの街」として知られるようになりました。これは、ネット上で都市の構造が再現されているのではなく、都市自身がネットの世界を構築している、といえるかもしれません。
1971年生まれ。早稲田大学で建築の修士号を取得。 2004年より、明治大学国際日本学部の准教授に就任。 2004年に開催されたヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展で、日本館のコミッショナーを務め、「おたく:人格=空間=都市」のコミッショナーを務める。東京国際マンガ図書館の設立にも貢献。明治大学 米沢義博記念図書館まんがとサブカルチャーの開設にも携わる。著書: 「趣都の誕生 萌える都市アキハバラ」 ( 2003年幻冬舎).
日付: 7月25日(木) 講師: デービット・マルクス
講義名: 若者文化とファッション
講義概要: 戦後20年もの間、日本当局はあらゆる「若者文化」の概念に難色を示してきました。若者たちによる新興勢力は、しばしば警察のいやがらせに直面し、時には逮捕されることもあったのです。しかし、この40年間で、日本は世界有数の活気と魅力溢れるポップカルチャーを有する国へと発展していきました。 この講義では、日本の若者が文化や音楽やファッションを創作していった背景にある基本原理を説明するとともに、非行に走る若者という位置づけから消費者としての若者に転換していく様の本質を見ていきます。
東京を中心に活躍するライター。 「ネオジャポニズム」の編集長。 「CNNGo」、「Tokion」や「ハーバードランプーン」の元編集者であり、「GQ」、「ブルータス」や「Nylon」などの出版および翻訳に携わる。「Idols and Celebrity in Japanese Media Culture」(Palgrave Macmillan出版)や「Best Music Writing 2009」(Da Capo出版)の執筆にも携わる。ハーバード大学卒(東アジア学専攻)、慶応大学にてマーケティングと消費者行動学の修士号取得。
日付: 7月25日(木) 講師: エバレット・ケネディ・ブラウン
講義名: 日本文化の深層と多様性
講義概要: 日本/ニッポン:日本文化の深層と多面性
クールジャパンとは日本政府が日本の文化を商業商品として売り出すために作ったキャッチフレーズで、今やメディアを通して全世界に紹介されています。クールジャパンとは一体何なのか、そしてクールジャパン計画によって、現代日本に対する見方はどう偏っていくのか。今回のスライドショーと講義では、作家兼フォトジャーナリストであるエバレット・ケネディ・ブラウンがこの問題を探り、さらに現代の流行の下に潜んでいる日本のより深い文化要素に焦点を当てていきます。
東京に拠点を置くライター、フォトジャーナリスト。 定期的に「ニューヨークタイムズ」や「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」その他有名新聞および雑誌に寄稿している。著書に『俺たちのニッポン』(小学館)、 『ガングロガールズ』(コーネマン社)、『生きているだけで、いいんじゃない』(近代映画社)、『日本力』(PARCO出版)などがある。
日付: 7月26日(金) 講師:マーティ・フリードマン
講義名:音楽
講義概要:  ミュージシャンとしての自らの歩み。音楽活動を通してであった日本の文化。日本で生活をするようになった経緯とそれを通して見えてくる日本のJ-POPの世界を独自の視点で語る。
アメリカ・ワシントンD.C.生まれ。MEGADETHなどのバンド活動を通し,全世界に熱狂的なファンを持つギタリスト。ツアーで来日を重ねるうちに日本文化に魅了され,2004年に活動の拠点を東京へと移す。現在,ギタリスト・作曲家・プロデューサーにとどまらず,テレビ・ラジオ・CM・映画など様々な角度でマルチアーティストとして活躍。趣味は日本語の勉強,旅行とファッション。
日付: 7月26日(金) 講師:パトリック・マッコイ
講義名:映画
講義概要:   偉大なる日本人映画監督:初期の巨匠、戦後のヒューマニスト、ヌーベルバーグとそれ以降
日本は世界中に知られる長く輝かしい映画の歴史を有しています。本講義では初期の巨匠たちから始まり戦後の人道主義者から日本ヌーベルバーグとその後に及ぶ、一部の偉大なる日本人映画監督についての概要を語ります。また、監督たちそれぞれの映画テーマ、本質的な部分、そして世界の評論家たちによる評判についてディスカッションを行います。講義の初めでは、溝口健二、成瀬巳喜男、小津安二郎といった日本映画の初期の巨匠たちの作品に焦点を当てます。続いて、黒沢明、市川崑、小林正樹を含む戦後のヒューマニストとして知られる一派について講義を行います。日本ヌーベルバーグ運動については、今村昌平、大島渚、篠田正浩、鈴木清順、勅使川原宏らの映画を取り上げます。講義の最後は、北野武および三池崇史といった現代映画監督を取り上げて締めくくります。
明治大学国際日本学部にて准教授を務め、英語、文学、日本映画についての授業を行っている。1997年より日本在住。”Hardboiled Samurai: Crime Fiction and the Films of Akira Kurosawa” や ”Two Paths After Defeat: Postwar Mentality And morality in Stray Dog.” などの映画についての雑誌論文を執筆。
日付: 7月26日(金) 講師:パトリック・W・ガルバラス
講義名: アイドル文化
講義概要: 東京をはじめとした日本の大都市で一日を過ごしてみると、様々なメディアの形式と場をまたいでパフォーマンスを繰り広げる、コテコテにプロデュースまた売り込まれた男女、すなわちアイドルという存在を無視することはできません。日本のメディア文化の実績と経験において中心的存在であるにも関わらず、アイドルは日本研究においてあまり注目を得ることはなく、Noel Gallagher氏の2012年のコメントに例示されるように、ナイーブで反動的な批評にさらされることになります。本講義では、社会的、経済的、そして政治的文脈からアイドルを考察します。また、戦後の日本のポップミュージックの興隆をたどりながら、どのようにしてロックミュージックの御しがたいエネルギーが芸能事務所の確立によって鎮圧され、広告主および国民に売り込める形に歌手を訓練また管理していったのかを調査します。時間に余裕があれば、嵐やAKB48などの現代アイドルグループについてディスカッションを行います。
講義名: ゲーム
講義概要:  ハリウッドの映画産業と比較するレポートにおいても、電子ゲームほど熱いトピックはありません。これは、プロのゲーマーとリーグがヨーロッパからアジアにかけて存在することに見て取れるように、世界的な現象なのです。本講義では、電子ゲームの新生における日本の立ち位置に注目します。アメリカでの電子ゲームの起源、Atariの盛衰、そして任天堂によるゲーム産業の復活についてのディスカッションも行います。日本のゲーム文化の特定の性格、例えばアーケードゲームおよび携帯型の機種の普及、そして今日ゲーム産業が直面している代表的な課題について調査します。任天堂、ソニー、そしてマイクロソフトの競合、また世界および国内市場間にある緊迫した情勢にも触れる予定です。時間に余裕があれば、小規模企業やファン文化における創造性の源についてディスカッションを行います。
2012年に東京大学より情報学の博士号を取得。現在はデューク大学で文化人類学の博士課に在学中。著書に「外国人のためのヲタク・エンサイクロペディア」(2009年 講談社)外国人向けオーディオガイド「Tokyo Realtime: Akihabara」 (2010年White Rabbit Press社) 、 「Otaku Spaces」 (2012年Chin Music Press社). 共同編集者として「Idols and Celebrity in Japanese Media Culture」 (Palgrave社、発売予定).「Mechademia」「ejcjs」「Signs」などで論文を発表。「Metropolis」「Otaku USA」「CNN Go」などに寄稿している。
日付: 7月29日(月) 講師: アズビー・ブラウン
講義名: 日本のデザイン-江戸に学ぶエコ生活術
講義内容: 日本文化はコンパクトなデザイン、効率、無駄の少なさ、建物内においてまたその他日用品においての省エネに重きを置くことがよくあります。この考え方の根本は過去にさかのぼることができ、特に江戸時代(1603-1868)の社会が地球にやさしい社会としての優れたモデルであるとして広く知られるようになりました。それでは、膨大な人口を限られたエネルギーとその他の資源で支える、という問題に日本人はどう取り組んでいったのでしょうか?これらの教訓を、今日の日本人デザイナーたちはどのような形で応用しているのでしょうか?巨大地震・津波・放射能汚染災害発生後のこの時代において、日本を地球に優しいモデルに一変させることは可能なのでしょうか?本講義では過去及び現在における例を取り上げ、また未来における可能性を説明します。
ルイジアナ州ニューオリンズ生まれ。1985年より日本在住のアーティストおよびデザイナーである。著書に「寺社建築の秘密」(1995年)、「スモール・スペース」(1996年)、「ジャパニーズ・ドリーム・ハウス」(2001年)、「江戸に学ぶエコ生活術」 (2010年)がある。 1995年より金沢工業大学准教授、KIT未来デザイン研究所所長を務める。
日付: 7月29日(月) 講師: 福永浩貴
講義名: おもてなし文化
講義概要:  日本文化、おもてなし文化が世界を席巻する
1300年もの歴史を超えて、ほぼ家族経営のまま繁栄をつづけた旅館産業、そしてその産業を創りだしたのは「おもてなしの精神」そしてその精神こそが日本の高度成長時代を築き、今の日本の繁栄を作った。その「おもてなし」の真髄とは何か。またその「おもてなし」の精神は日本のクリエティブ産業にも大きく寄与し、世界を席巻する様々なものを創った。日本人の全てが無意識に体現している「おもてなし精神」は様々なMade In Japanプロダクトに価値あるストーリーを与え、「ジャパンブランド」が出来あがる。
株式会社アール・プロジェクト・インコーポレイテッド代表取締役。経済産業省クールジャパン官民有識者会議評議員。約15 年に渡る英国の高級ホテルチェーンでの勤務を経て、2004 年に日本で初となる高級旅館コンソーシアム「ザ・リョカン・コレクション」を発足、海外の一流ホテルチェーンを凌ぐブランド構築を目指し活動している。経済産業省事業であるラグジュアリートラベルマーケット委員会にも事務局長として参加。2010 年より、カンヌ、上海で行われる世界で最も権威のある富裕層旅行商談会ILTM(インターナショナルラグジュアリートラベルマーケット)の日本代表も務める。
日付: 7月29日(月) 講師: 小山 祥明
講義名: ふろしき包みワークショップ
講義内容: ふろしきはものを包む為の四角形の布帛です。長い歴史を持ち、生活に欠かせない道具でしたが、残念ながら以前ほど使われていません。時には昔の道具と表現されることもありますが、実際に使い方を知ってしまえば現代でもとても役に立つ道具です。
最近ではゴミの減量に役立つなどの面から、エコグッズとして注目されるようにもなっています。本講座では、まずふろしきに関する解説を行い、そして実際に使い方を体験して頂きます。ふろしきの使い方はとても簡単で、一度体験すればすぐに活用できるようになると思います。講座を通じて、気軽に使えて実は奥の深いふろしきの世界、そして日本の文化を楽しみながら理解して頂けることを願っています。
宮井株式会社 企画開発室 課長。学芸員。社内ギャラリーにおいて企画展示を担当。
装道きもの学院にて「風呂敷と袱紗の知識」年2回、その他講座や、海外でも とらやパリ店にて「とらや和サロン」、イギリスにてJAPAN SOCIETY LONDON主催「FUROSHIKI PROJECT」において講師を務める。書籍では『美の壺-風呂敷』(NHK出版)、『ふろしき』(PIE INTERNATIONAL)の企画制作協力、教科書・雑誌・TV等への取材協力多数。他に博物館・美術館への自社コレクション貸し出しや展示企画協力等を行う。
日付: 8月1日(木) 講師: 呉 在恒
講義名: ハイテクジャパン
講義概要:  日本企業のものづくりの紹介
戦後、日本企業はテレビ、カメラ、ビデオプレイヤー、ポータブル音楽プレイヤー(ウォークマン)、コンパック・カーなど、便利で、機能的で、革新的な多くの製品を世の中に生み出してきました。また、これらの製品を高品質・低コスト・短納期で生産することにおいて、世界から注目を浴びてきました。
この講義では、継続的改善,チームベース問題解決、ジャスト・イン・タイム(JIT)方式,全社的品質管理(TQC),コンカレント・エンジニアリングなど、日本企業が得意とするものづくりの仕組み、そして、その背景にある考え方・思想を紹介します。
ソウル大学校社会大学経済学科を卒業後,東京大学大学院経済学研究科にて博士課程を修了(経済学博士)。東京大学ものづくり経営研究所(Manufacturing Management Research Center)にて特任准教授を経て,2008年より明治大学国際日本学部にて准教授を務める傍ら,経済やものづくりに関する多数の著書や論文を発表している。
日付: 8月1日(木) 講師: 菊地 端夫
講義名: 観光と地域振興
講義概要:  ゆるキャラと地域振興
深刻な経済難と過疎化という問題に直面している日本の地方自治体は、新たな地元の資源を作り、地域活性化に取り組んでいます。その中でも、日本独自のソフトリソースとして取り上げられるのが「ゆるキャラ」と呼ばれるマスコットキャラクターです。地元の文化や歴史を元にしたマスコットは、オリジナル商品や観光のPRキャラクターとして活躍しています。今回の講義では、日本で人気の「ゆるキャラ」を取り上げ、地域経済の開発ツールとしての実態と課題を検討します。参加者たちにはこの講義で、自達の故郷の「ゆるキャラ」を考案してもらいます。
明治大学 経営学部准教授。 行政学、公共政策論、地方自治論などが専門。経済産業研究所の研究員、行政管理研究所の研究所でもあった。日本の行政のみならず、アジアの行政に関する記事も、雑誌に寄稿している。国や地方自治体で様々な諮問委員会のメンバーも務める。政治学の博士号を取得。
日付:8月1日(木) 講師:堤 和彦
講義名: クールジャパンの世界展開
講義内容:NHKの番組『COOL JAPAN~発掘!かっこいいニッポン』は、外国人の視点から日本の文化と生活の中にクールを探して来ました。取り上げてきたテーマは、ポップカルチャー・伝統文化・ハイテク技術・日本式サービス・日本人のライフスタイルなど。外国人は日本文化のどんなところをクールだと評価しているのでしょうか。番組制作を通して聞いてきた外国人の言葉から、現代日本の文化を分析します。一方、日本の歴史を振り返ると、日本人は海外から学び続けてきたことが分かります。人類の文明の進歩は他民族との交流の成果です。世界がグローバル化し、インターネットなどで情報が共有される時代、文化の交流はますます盛んになります。日本文化のクールが世界に伝わり、多くの人の生活向上に役立つことを願う。そして若い世代が世界の交流に活躍することを願います。
NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー。1977年東京大学文学部西洋史学科卒業。同年、NHK入局。報道局で、ディレクター、プロデューサーとして、政治・経済・国際・社会の各分野の番組、およびニュースの取材・制作を担当。2004年から、NHKエンタープライズで、若者たちの討論番組や文化情報番組の制作を担当。現在、NHK衛星放送の『COOL JAPAN~発掘!かっこいいニッポン』の制作統括。著書に外国人の言葉から日本の社会と文化を分析した『ニッポンのここがスゴイ!外国人が見たクールジャパン』(武田ランダムハウスジャパン、2011年)がある。
http://www.meiji.ac.jp/cip/english/programs/cooljapan/images/lecturers_p_18.jpg 北脇 学
“クールジャパン プログラム”プロデューサー。
大阪生まれ。国際学校のスクールカウンセラーを3年間、京都精華大学で16年間さまざまな国際プロジェクトや教育プログラムづくりに携わった後、2010年より明治大学にて国際連携機構特任講師、留学生アドバイザーを務める。研究フィールドは、異文化ソーシャルワーク。国際日本学部で異文化間教育学を教える。

クールジャパン開催により、世界中の若者たちが日本を訪れ、日本の文化を学びます。このプログラムを通して、若者たちが世界に向けて、日本の価値観や美学を発信してくれることを望みます。