2014年7月23日(水)-8月7日(木) in 東京+山梨+鎌倉

講師紹介と講義概要(2014年度)

日付: 7月23日(水) 講師: レナト・リベラ
講義名:クールジャパン入門
講義概要: 日本のポップカルチャーは現在、世界各国で驚くほど大きな人気を得ている。海外の文化が強く惹き付けられるコンテンツとは何で、この文化の交易はどのように行われるのか?これらを発見するため、私たちは日本社会におけるマンガやアニメの歴史を見つめ、そのルーツを探り、この日本独特であるが、本質的に普遍的な要因を見極めなければならない。
スコットランドのスターリング大学日本学部を卒業。大阪大学、京都大学で日本の大衆文化の研究。京都精華大学でマンガ学部の講義を担当。また、学部の創立以来、京都国際マンガミュージアムを含む多くのプロジェクトに参加。現在は明治大学 国際連携機構の講師を務めている。
日付: 7月24日(木) 講師: 森川 嘉一郎
講義名: オタク文化と秋葉原
Brief Abstract of Lecture: おたく(萌える)都市「アキハバラ」から学ぶ
1970年代、科学技術が日々進歩を遂げる一方、日本では科学に対する“夢”は“現実”となって失われました。80年代半ばになると、失われた“夢”の代用として、新たな個性を表す言葉「おたく」が生まれます。ダサくてパソコン好き、大人になってもゲームやアニメに夢中になっている人の事です。
失われた“夢”は「アキハバラ」という都市も生み出しました。東京にある、電気店の密集地として知られていた小さな都市は「サブカルチャーの街」として知られるようになりました。これは、ネット上で都市の構造が再現されているのではなく、都市自身がネットの世界を構築している、といえるかもしれません。
1971年生まれ。早稲田大学で建築の修士号を取得。 2008年より、明治大学国際日本学部の准教授に就任。 2004年に開催されたヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展で、日本館のコミッショナーを務め、「おたく:人格=空間=都市」のコミッショナーを務める。東京国際マンガ図書館の設立にも貢献。明治大学 米沢義博記念図書館まんがとサブカルチャーの開設にも携わる。著書: 『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』 ( 2003年幻冬舎).
日付: 7月24日(木) 講師: 藤本 由香里
講義名: 漫 画
講義概要:
日本のマンガは、その99%がまず雑誌に掲載され、その後、選ばれたものだけが単行本になる。また、マンガ雑誌は読者対象が男性向け・女性向けに分かれ、対象年代別にも分かれている。このことが今日の日本マンガの特徴を形作る基礎になっており、とくに少女マンガというジャンルに特徴があることを、具体的な例をあげながら解説する。
明治大学国際日本学部教授。1959年生まれ。老舗の出版社である筑摩書房で25年間編集者を務めた後、2008年から現職。評論家としても20年以上活躍し、各種マンガ賞の選考委員を務める。専門は少女マンガだが、近年、マンガの国際比較研究にも取り組んでいる。著書に『私の居場所はどこにあるの?』『快楽電流』『少女まんが魂』『愛情評論』など。
日付: 7月24日(木) 講師:坂野一郎
ワークショップ:アニメ実習
講義概要:  株式会社グラフィニカに所属している板野一郎先生によるアニメテクニックの集中ゼミ。板野先生は『機動戦士ガンダム』や『伝説巨神イデオン』のアクション作画監督のほか、『GANTZ』や『ブラスレイター』の総監督も兼任している。代表作の『超時空要塞マクロス』では、後に「板野サーカス」として世界的に知られるハイスピードメカアクションの技術に革命的なテクニックを導入した。その板野先生が今回、本プログラムのために特別に「板野ゼミ」を実施し、アニメ制作の優れたテクニックを体験できる、極めて貴重なプログラムの一部になるであろう。
株式会社グラフィニカに所属している板野一郎先生によるアニメテクニックの集中講義。板野先生は『機動戦士ガンダム』や『伝説巨人イデオン』のアクション作画監督のほか、『GANTZ』や『ラブレター』の総監督も兼任している。代表作の『超時空要塞マクロス』では、後に「板野サーカス」として世界的に知られるハイスピードメカアクションの技術に革命的なテクニックを導入した。その板野先生が今回、本プログラムのために特別に「板野ゼミ」を実施し、アニメ制作の優れたテクニックを体験できる、極めて貴重なプログラムの一部になるであろう。
日付: 7月25日(金) 講師:パトリック W. ガルバレス
講義名:映画
講義概要: 
偉大なる日本人映画監督:初期の巨匠、戦後のヒューマニスト、ヌーベルバーグとそれ以降日本は世界中に知られる長く輝かしい映画の歴史を有しています。本講義では初期の巨匠たちから始まり戦後の人道主義者から日本ヌーベルバーグとその後に及ぶ、一部の偉大なる日本人映画監督についての概要を語ります。また、監督たちそれぞれの映画テーマ、本質的な部分、そして世界の評論家たちによる評判についてディスカッションを行います。講義の初めでは、溝口健二、成瀬巳喜男、小津安二郎といった日本映画の初期の巨匠たちの作品に焦点を当てます。続いて、黒沢明、市川崑、小林正樹を含む戦後のヒューマニストとして知られる一派について講義を行います。日本ヌーベルバーグ運動については、今村昌平、大島渚、篠田正浩、鈴木清順、勅使川原宏らの映画を取り上げます。講義の最後は、北野武および三池崇史といった現代映画監督を取り上げて締めくくります。
明治大学国際日本学部にて准教授を務め、英語、文学、日本映画についての授業を行っている。1997年より日本在住。『Hardboiled Samurai: Crime Fiction and the Films of Akira Kurosawa』『Two Paths After Defeat: Postwar Mentality And morality in Stray Dog.』 などの映画についての雑誌論文を執筆。
日付: 7月25日(金) 講師:鏡味 味千代
講義名:太神楽とは
講義概要: 太神楽とは
江戸時代、獅子舞によるお祓いを中心とした神事芸能として広まりました。
獅子舞の余芸だった曲芸ですが、寄席への出演を機に、娯楽演芸には欠かせない演目となりました。
歴史
古くから神社を祭る式楽、舞楽(ぶがく)より生じ、伊勢、尾張(熱田)、水戸が代表的発祥地と伝えられています。
徳川家康の江戸開府と共に各地へ広がり、獅子舞を行い氏子の家々の御祓(おはらい)をする風習が生まれました。
神様への奉納、氏子への祈祷などが主だった太神楽は、寄席の出現に伴い【神事芸能】から【舞台芸能】へと変化をし、獅子舞の余興として演じていた曲芸は、大衆への娯楽を提供する【寄席芸能】へと発展してきました。
演目
太神楽は『舞』『曲芸』『話芸』『鳴り物』の四つの柱から成り立っています。
現代でもよく見る様々な芸能の原点となる要素を揃えています。
・ 「舞」          →      獅子舞・恵比寿大黒舞など
・ 「曲芸」       →      投げ物(撥・鞠・ナイフ・輪等を投げ分けます) 
                                    立て物(バランス芸。傘・五階茶碗・皿等を使います)
・ 「話芸」       →      掛け合い茶番(漫才の先祖。源三位頼政・祐兼参詣・鹿島の舞・すずめ踊りなど)
・ 「鳴り物」    →      下座音楽・祭囃子など
※太神楽曲芸協会HPより引用
所属 落語芸術協会 (会長:桂歌丸)
太神楽曲芸協会 (会長:鏡味仙三郎)
経歴 2000年3月 国際基督教大学卒業
2007年3月 OL卒業
2007年4月 国立劇場 第5期太神楽研修開始
2010年3月 同研修修了
2010年4月 鏡味勇二郎師(ボンボンブラザーズ)に弟子入り落語芸術協会にて前座修行開始
2010年12月 文化庁タイ公演に参加
2011年4月 浅草演芸ホールにおいて寄席デビュー
2013年6月 文化庁フィリピン公演に参加
日本語を学ぶ大学生を対象に、英語と日本語で公演を行う
2013年7月 ジャパンエキスポ(フランス、パリ)参加フランスの観客を対象に、フランス語と日本語にて公演を行う
メディア出演歴 2011年11月 テレビ山梨 「ウッティ発 女性の仕事場」
2013年7月 CS時代劇チャンネル 「落語時代」
2014年1月 NHK 「ひるまえほっと」
日付: 7月28日(月) 講師: 氷川 竜介
講義名:アニメ
講義概要:
日本のアニメでは、キャラクターと同等に「風景」が主張して映像を特徴づけています。近年、アニメの舞台をファンが訪問する現象が「聖地巡礼」と呼ばれて注目を集めていますが、これもこの特徴に深く関連があります。架空世界を描けるアニメに、なぜそうしたリアルな風景が必要なのか。それは何を伝えようとしているのか。そうなった歴史を分析し、日本文化としてのアニメの特質を明確にしていきます。
1958年、兵庫県生まれ。アニメ評論家、特撮研究家。明治大学大学院国際学日本学科(ポップカルチャー)、客員教授。1970年代中盤、アニメ雑誌の創設時期から出版やレコードの編集、執筆にたずさわる。18年のIT系メーカーにおけるモバイル通信エンジニア経験を経て、2001年から文筆業専業に。近年では文化庁メディア芸術祭、毎日映画コンクールなどの審査委員など文化的活動が多く、中国、スペイン、イギリスなどでアニメを通じた国際交流にも関わっている。
日付: 7月28日(金) 講師:ガルバレス・パトリック・ウィリアム
講義名: アイドル文化
講義概要:
東京をはじめとした日本の大都市で一日を過ごしてみると、様々なメディアの形式と場をまたいでパフォーマンスを繰り広げる、コテコテにプロデュースまた売り込まれた男女、すなわちアイドルという存在を無視することはできません。日本のメディア文化の実績と経験において中心的存在であるにも関わらず、アイドルは日本研究においてあまり注目を得ることはなく、Noel Gallagher氏の2012年のコメントに例示されるように、ナイーブで反動的な批評にさらされることになります。本講義では、社会的、経済的、そして政治的文脈からアイドルを考察します。また、戦後の日本のポップミュージックの興隆をたどりながら、どのようにしてロックミュージックの御しがたいエネルギーが芸能事務所の確立によって鎮圧され、広告主および国民に売り込める形に歌手を訓練また管理していったのかを調査します。時間に余裕があれば、嵐やAKB48などの現代アイドルグループについてディスカッションを行います。
講義名: ゲーム
講義概要:
ハリウッドの映画産業と比較するレポートにおいても、電子ゲームほど熱いトピックはありません。これは、プロのゲーマーとリーグがヨーロッパからアジアにかけて存在することに見て取れるように、世界的な現象なのです。本講義では、電子ゲームの新生における日本の立ち位置に注目します。アメリカでの電子ゲームの起源、Atariの盛衰、そして任天堂によるゲーム産業の復活についてのディスカッションも行います。日本のゲーム文化の特定の性格、例えばアーケードゲームおよび携帯型の機種の普及、そして今日ゲーム産業が直面している代表的な課題について調査します。任天堂、ソニー、そしてマイクロソフトの競合、また世界および国内市場間にある緊迫した情勢にも触れる予定です。時間に余裕があれば、小規模企業やファン文化における創造性の源についてディスカッションを行います。
ガルバレス・パトリック・ウィリアム:1982年アメリカ・アラスカ州生まれ。2004年、モンタナ大学時代に交換留学生として初来日。その後日本の大学院 に入学し、学業の傍ら、2007年から秋葉原ツアーを主催。著書は『The Otaku Encyclopedia』(2009年)、『Otaku Spaces』(2012年)、『The Moe Manifesto』(2014年)、他。記者業もこなしつつ、東京大学大学院情報学環学際情報学府博士課程に在籍し、2012年、博士号取得。
日付: 7月29日(火) 講師: デービット・マルクス
講義名: 日本ファッション史
講義概要:
日本ファッション史「衣服は20世紀における文化パワーの出現の重要な部分である。日本人は近代として明治時代を伝統的な服装で始めた。しかし、1900年までには、指導者たちは英国のスーツを、軍隊はヨーロッパの征服を、そして学生はプロシアの影響を受けた学ランを着た。第2次世界大戦の後は国中が制服の考え方から解き放たれ、アメリカンスタイルの実験を始めた。それ以来、世界で最も大きなアパレル産業が日本で花開いた。そして現在では日本は世界に独自の洋服ファッションを輸出するのである。
東京を中心に活躍するライター。 「ネオジャポニズム」の編集長。 「CNNGo」、「Tokion」や「ハーバードランプーン」の元編集者であり、 「GQ」、「BRUTUS」や「Nylon」などの出版および翻訳に携わる。「Idols and Celebrity in Japanese Media Culture」(Palgrave Macmillan出版)や「Best Music Writing 2009」(Da Capo出版)の執筆にも携わる。ハーバード大学卒(東アジア学専攻)、慶応大学にてマーケティングと消費者行動学の修士号取得。
日付: 7月29日(火) 講師: マシュー・アルト
講義名:  キャラクター文化
講義概要:
マシュー・アルト: ワシントンDC出身。プロの通訳、ライターとして90年代初頭より活躍。その内の4年間は米国特許商標庁で、社内通訳として勤務。現在はアルト・ジャパン株式会社を経営。東京を拠点に英語のゲームやコミック、その他エンターテイメント作品をプロデュース。日本の民話やキャラクターの専門家でもあり、『こんにちは!日本のお役立ちかわいいキャラクター』 『妖怪アタック!日本の妖怪ガイド』等、数々の本を出版している。
日付: 7月30日(水) 講師: ローランド・ケルツ
スペシャルゲスト: 柴田 元幸
講義名: 日本文学とポップカルチャー
講義概要:
手塚治虫は日本で「マンガの神様」として知られている。ロボットのスーパーヒーロー「鉄腕アトム」から、「アドルフ」で描かれたナチスの恐怖など多方面にわたる作品テーマに見られる才能の持ち主であった。しかし一方で、彼はまた戦後の日本の芸術と文学の雛形を創った人としても位置づけることができる。ディズニーや欧米の映画など西洋文化の洪水に影響され、また戦争の体験者として、手塚と彼の芸術は新しく雑種化した日本美学出現の入り口にあったともみなすことができる。手塚の戦後の雑種化芸術が今日の日本の声にどのように変遷していったか? モンキービジネスは現代の日本の文学や詩、ビジュアルアート、俳句や短歌、マンガや写真を紹介する雑誌であるとともに、現在のグローバル化した文化と想像がいかに交錯しているかを見せる西洋の作家たちの声をも載せている。


ローランド・ケルツ:日本とアメリカのハーフ。ライター、編集者、そして講師を務め、ニューヨークと東京を行き来する生活を送っている。 『ジャパナメリカ 日本発ポップカルチャー革命』や『Access』の著者である。ニューヨーク大学や東京大学を含む、数々の大学で日本の現代文化の講義を実施。以下の雑誌に多数寄稿している。「All Story」,「Psychology Today」「プレイボーイ」「ウォールストリートジャーナル」「ヴォーグ・ジャパン」「Adbusters magazine,」「The Millions,」「ジャパンタイムズ」「Animation Magazine」「Bookforum,」「The Village Voice.」また、 「the Anime Masterpieces screening and discussion program」のチーフ編集者を務め、「National Public Radio's series」の「Pacific Rim Diary」のコメンテーターでもある。また「The Daily Yomiuri」のコラムも担当。最新作は日本の文芸雑誌、モンキービジネスの英語版の作成である。ブログも連載中。


柴田元幸: 柴田元幸は東京大学教授を務め、日英両言語による文学誌「モンキービジネス」の創設者である。翻訳家、評論家、エッセイストである柴田は多くのアメリカの現代作家の作品を日本語に翻訳した。1992年に『生半可な學者』で講談社エッセイ賞を、2005年に『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞を受賞した。
日付: 7月31日(木) 講師: 福永浩貴
講義名: おもてなし文化
講義概要:
日本文化、おもてなし文化が世界を席巻する
1300年もの歴史を超えて、ほぼ家族経営のまま繁栄をつづけた旅館産業、そしてその産業を創りだしたのは「おもてなしの精神」そしてその精神こそが日本の高度成長時代を築き、今の日本の繁栄を作った。その「おもてなし」の真髄とは何か。またその「おもてなし」の精神は日本のクリエティブ産業にも大きく寄与し、世界を席巻する様々なものを創った。日本人の全てが無意識に体現している「おもてなし精神」は様々なMade In Japanプロダクトに価値あるストーリーを与え、「ジャパンブランド」が出来あがる。

株式会社アール・プロジェクト・インコーポレイテッド代表取締役。経済産業省クールジャパン官民有識者会議評議員。約15 年に渡る英国の高級ホテルチェーンでの勤務を経て、2004 年に日本で初となる高級旅館コンソーシアム「ザ・リョカン・コレクション」を発足、海外の一流ホテルチェーンを凌ぐブランド構築を目指し活動している。経済産業省事業であるラグジュアリートラベルマーケット委員会にも事務局長として参加。2010 年より、カンヌ、上海で行われる世界で最も権威のある富裕層旅行商談会ILTM(インターナショナルラグジュアリートラベルマーケット)の日本代表も務める。
日付: 7月31日(木) 講師: 菊地 端夫
講義名: 観光と地域振興
講義概要: 
ゆるキャラと地域振興
深刻な経済難と過疎化という問題に直面している日本の地方自治体は、新たな地元の資源を作り、地域活性化に取り組んでいます。その中でも、日本独自のソフトリソースとして取り上げられるのが「ゆるキャラ」と呼ばれるマスコットキャラクターです。地元の文化や歴史を元にしたマスコットは、オリジナル商品や観光のPRキャラクターとして活躍しています。今回の講義では、日本で人気の「ゆるキャラ」を取り上げ、地域経済の開発ツールとしての実態と課題を検討します。参加者たちにはこの講義で、自達の故郷の「ゆるキャラ」を考案してもらいます。
明治大学 経営学部准教授。 行政学、公共政策論、地方自治論などが専門。経済産業研究所の研究員、行政管理研究所の研究所でもあった。日本の行政のみならず、アジアの行政に関する記事も、雑誌に寄稿している。国や地方自治体で様々な諮問委員会のメンバーも務める。政治学の博士号を取得。
日付: 7月31日(木) 講師: 小山 祥明
講義名: ふろしき包みワークショップ
講義内容:
ふろしきはものを包む為の四角形の布帛です。長い歴史を持ち、生活に欠かせない道具でしたが、残念ながら以前ほど使われていません。時には昔の道具と表現されることもありますが、実際に使い方を知ってしまえば現代でもとても役に立つ道具です。
最近ではゴミの減量に役立つなどの面から、エコグッズとして注目されるようにもなっています。本講座では、まずふろしきに関する解説を行い、そして実際に使い方を体験して頂きます。ふろしきの使い方はとても簡単で、一度体験すればすぐに活用できるようになると思います。講座を通じて、気軽に使えて実は奥の深いふろしきの世界、そして日本の文化を楽しみながら理解して頂けることを願っています。
宮井株式会社 企画開発室 課長。学芸員。社内ギャラリーにおいて企画展示を担当。
装道きもの学院にて「風呂敷と袱紗の知識」年2回、その他講座や、海外でも とらやパリ店にて「とらや和サロン」、イギリスにてJAPAN SOCIETY LONDON主催「FUROSHIKI PROJECT」において講師を務める。書籍では『美の壺-風呂敷』(NHK出版)、『ふろしき』(PIE INTERNATIONAL)の企画制作協力、教科書・雑誌・TV等への取材協力多数。他に博物館・美術館への自社コレクション貸し出しや展示企画協力等を行う。
日付: 8月1日(金) 講師: エバレット・ケネディ・ブラウン
講義名: 日本文化の深層と多様性
講義概要:  日本/ニッポン:日本文化の深層と多面性
クールジャパンとは日本政府が日本の文化を商業商品として売り出すために作ったキャッチフレーズで、今やメディアを通して全世界に紹介されています。クールジャパンとは一体何なのか、そしてクールジャパン計画によって、現代日本に対する見方はどう偏っていくのか。今回のスライドショーと講義では、作家兼フォトジャーナリストであるエバレット・ケネディ・ブラウンがこの問題を探り、さらに現代の流行の下に潜んでいる日本のより深い文化要素に焦点を当てていきます。
  東京に拠点を置くライター、フォトジャーナリスト。 定期的に「ニューヨークタイムズ」や「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」その他有名新聞および雑誌に寄稿している。著書に『俺たちのニッポン』(小学館)、 『ガングロガールズ』(コーネマン社)、『生きているだけで、いいんじゃない』(近代映画社)、『日本力』(PARCO出版)などがある。
日付:8月6日(水) 講師:堤 和彦
講義名: クールジャパンの世界展開
講義内容:
NHKの番組『COOL JAPAN~発掘!かっこいいニッポン』は、外国人の視点から日本の文化と生活の中にクールを探して来ました。取り上げてきたテーマは、ポップカルチャー・伝統文化・ハイテク技術・日本式サービス・日本人のライフスタイルなど。外国人は日本文化のどんなところをクールだと評価しているのでしょうか。番組制作を通して聞いてきた外国人の言葉から、現代日本の文化を分析します。一方、日本の歴史を振り返ると、日本人は海外から学び続けてきたことが分かります。人類の文明の進歩は他民族との交流の成果です。世界がグローバル化し、インターネットなどで情報が共有される時代、文化の交流はますます盛んになります。日本文化のクールが世界に伝わり、多くの人の生活向上に役立つことを願う。そして若い世代が世界の交流に活躍することを願います。
NHKエンタープライズ エグゼクティブ・プロデューサー。1977年東京大学文学部西洋史学科卒業。同年、NHK入局。報道局で、ディレクター、プロデューサーとして、政治・経済・国際・社会の各分野の番組、およびニュースの取材・制作を担当。2004年から、NHKエンタープライズで、若者たちの討論番組や文化情報番組の制作を担当。現在、NHK衛星放送の『COOL JAPAN~発掘!かっこいいニッポン』の制作統括。著書に外国人の言葉から日本の社会と文化を分析した『ニッポンのここがスゴイ!外国人が見たクールジャパン』(武田ランダムハウスジャパン、2011年)がある。
北脇 学

“クールジャパン プログラム” プロデューサー。
大阪生まれ。国際学校のカウンセラーを3年間、京都精華大学で16年間さまざまな国際プロジェクトや教育プログラムづくりに携わった後、2010年より明治大学にて国際連携機構特任講師、留学生アドバイザーを務める。研究フィールドは、異文化ソーシャルワーク。国際日本学部で異文化間教育学を教える。

「クールジャパンプログラム」開催により、世界中の若者たちが日本を訪れ、日本の文化を学びます。このプログラムを通して、若者たちが世界に向けて、日本の価値観や美学を発信してくれることを願っています。