Reconsidering the Studies of the Humanities in the Age of Technology and Innovation
2. プログラム内容
今年のJACAC学生フォーラムは「 Reconsidering the Studies of the Humanities in the Age of Technology and Innovation」をテーマに、桜美林大学町田キャンパスを会場として行います。
急激に変化する人口、気候変動、限られた天然資源、富裕層と貧困層の格差問題。こうした問題はいつでも国家間、個人間の対立の原因になりえます。このようなグローバルな問題を解決するために、人々は往々にして技術の進化に大きな期待を寄せます。人工知能(AI)、宇宙開発、自動運転の乗り物、ナノテクノロジーなどの自然科学分野の研究に対して、公的・私的セクターから巨額の資金が投じられています。人々の生活を一変させるようなブレークスルーを多くの人々が享受できるであろうとの期待があるからです。
一方で、人文科学に対する疑念が世の中に広がりつつあります。哲学、文学、歴史など人文科学を研究する研究者や大学の学部は、予算の縮小に対応せざるを得なくなっています。自然科学分野、テクノロジー、工学分野に比べて実用性に劣る研究であると考えられた結果かもしれません。はたして、人文科学が社会に貢献できていない、自然科学分野のほうが役に立つ、というのは事実なのでしょうか?
(1)日本・カナダコンソーシアム加盟大学に在学する学部生・大学院生で、各大学により推薦された者。(フォーラムの性質上、3−4 年生を優先的に審査しますが、その他学年の方の応募も歓迎します)
(2)日常的なコミュニケーションのみならず、英語による資料作成、議論、プレゼンテーションのスキルを有する者。
(3)前年度の成績を所定の計算式(←計算式はここをクリック)に当てはめ、成績評価係数が2.0以上の学生を優先する。
(4)今年度フォーラムテーマ「Reconsidering the Studies of the Humanities in the Age of Technology and Innovation」に強い関心を持ち、これに関連した事項、また自分が所属大学で学ぶ内容との関連性について充分に情報収集、研究を行ったうえでフォーラムに臨む意欲のある者。
(5)事前・事後学習を含む、全行程を通じて参加し、計画された旅程に沿って行動できる者。
*参加内定後の参加辞退は認められませんので、プログラムの条件や詳細を確認、了解したうえで応募してください。