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タイの学生に向けて遠隔授業を始めました

2015年03月11日
明治大学 国際連携事務室 / 明治大学アセアンセンター

2015115日,駿河台キャンパスからタイのバンコクにある「明治大学アセアンセンター」に集まったタイの学生に向けて遠隔授業を開始しました。

 

この活動は,2012年度に文部科学省「大学の世界展開力強化事業 -ASEAN諸国大学間との交流形成支援事業-」に採択された「日本ASEANリテラシーを重視した実務型リーダー育成プログラム」の取り組みの一つです。

遠隔授業は,本学の海外協定校で同プログラムの協力大学でもあるシーナカリンウィロート大学(SWU)人文学部で日本語を学ぶ3年生の正規科目「JAPAN TODAY」を明治大学が担当し提供するもので,1月から5月まで全15回(週1回)の授業を,テレビ会議システムで駿河台キャンパスとアセアンセンターを繋ぎ実施します。国際連携機構の教員がコーディネーターとなり,明治大学内外の専門家が各回の講師を務めています。

 

授業の内容は,「日本の食文化」「日本のものづくり」「日本の経済」等,<現代日本を知る>ための5つの講義に加え,本学で学ぶタイ人の交換留学生や日本人学生とのインタラクティブな討議によるセッションと,アセアンセンター常駐の教員による日本語の授業が組み合わされることにより,単なる一方通行の講義配信型の遠隔授業とは異なる画期的な取り組みとなっています。タイ人受講生は「今の日本」を知るだけでなく日本人学生との交流もできます。また,日本人学生もタイについて理解を深めるチャンスにもなる今回の取り組みは,まさに日本とASEANの懸け橋となる人材を育てる礎となることが期待されます。

 

明治大学では2014年度にアセアンセンターから生田キャンパスに向けて発信する「東南アジア理解講座(タイの言語と文化)」の遠隔授業を行いましたが,今回のタイに向けて発信する授業のスタートにより,日本とタイの間で双方向の遠隔授業が実現しました。

 

アセアンセンターで授業を受けるSWUの学生アセアンセンターで授業を受けるSWUの学生

担当教員は駿河台キャンパスから授業配信担当教員は駿河台キャンパスから授業配信

質疑応答質疑応答