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プロジェクトと活動

公開講座

 黒耀石研究センターは,約3万8千年前から石器の原料として利用されている黒曜石,そして黒曜石をはじめとする様々な生活資源と人類の諸関係を古環境の移り変わりとともに解明する研究を行っています。本講座では,かかる研究プロジェクトの多岐にわたる成果を、広く、分りやすく紹介しています。

*明治大学リバティアカデミー特別企画 Liberty Academy Culture Course第1回黒耀石研究センター公開講座『黒曜石をめぐるヒトと資源利用 PART 1』
10月25日:小野 昭「先史時代の岩石資源環境:日本列島とヨーロッパ」
11月8日:島田 和高「日本列島最古のムラ跡と黒曜石資源の探索」
11月15日:堤 隆「細石刃狩猟民と1万8千年前の黒曜石資源利用」
11月22日:及川 穣「黒曜石地下採掘活動の起源と縄文文化の形成過程」
11月29日:会田 進「黒曜石供給遺跡群の縄文文化と遺跡に魅せられた先学−八ヶ岳西南麓を中心に−」

*明治大学リバティアカデミー特別企画 Liberty Academy Culture Course第2回黒耀石研究センター公開講座『黒曜石をめぐるヒトと資源利用 PART 2』
12月5日:工藤雄一郎「旧石器時代・縄文時代の年代と環境史−高精度年代測定から分かること−」
12月12日:宮坂 清「中部高地の黒曜石原産地と縄文時代の黒曜石鉱山」
12月19日:諏訪間 順「後期旧石器時代の編年と黒曜石利用の変動」
1月16日:山科 哲「縄文時代の「まとめて埋められた黒曜石」が意味するもの−黒曜石の一括埋納例の性格を考える−」
1月23日:池谷信之「黒曜石は誰のものか?−資源管理的視点からみる旧石器と縄文−」
 
公開講座の内容は、明治大学リバティアカデミーの編集・発行の『リバティアカデミーブックレット』として発刊され、販売されます。第1回の講座の内容は、2012年3月31日に刊行されました。