「知的探求心」と「知的誠実さ」を持った学生を求む
情報コミュニケーション研究科長 友野 典男
情報コミュニケー ション研究科長 友野 典男
情報コミュニケーション研究科は,2008年度に開設された若い研究科です。2004年度に設置された情報コミュニケーション学部の理念と実績を継承・発展させ,高度情報社会とそこに生きる人間の営為を「情報コミュニケーション」という新しい視点で学際的に捉えることを趣旨として,第一線の研究者やさまざまな分野で活躍できる真の意味での「教養」ある社会人の育成を目指しています。
21世紀に入り,高度情報社会は急速に発展を遂げつつあります。その有用性は否定すべくもありませんが,それと同時に新たな社会問題や喫緊の課題も生じており,広範で高度な判断や対応が求められています。本研究科では,高度情報社会における人間とコミュニケーションの態様を,学際的に探求することを目指しています。学際的あるいは領域横断的という考え方は,言うのは簡単ですが実現するのはなかなか難しい理念です。単に,「さまざまな専門家」が集まっているだけでは真の学際性は成立しません。一人一人が特定の学問の核を持ちつつ,関連分野にも精通することによって始めて学際的になることができるのです。また,学問は現実と遊離しては意味をなしません。現実あるいは世界・社会の「今」としっかり向き合ってそれに立ち向かう姿勢が求められます。単なる机上の空論や先人の思想の追従に終わってはなりません。
このような意味で,学生一人一人に要求される水準は高いのですが,本研究科にはそれをしっかりサポートする体制と人材が整っています。本研究科では,「社会」「人間」「文化」「自然」の4つのカテゴリーの研究分野と,種々の研究方法を学ぶ研究サポート科目が用意されています。また指導教員の他に副指導教員をつけることができるという制度もあり,一人一人を確実にサポートする体制が備えられています。さらに教員と共に学際研究に取り組みながら,研究者としての素養を磨く環境を提供する特定課題研究所の設立も進められています。
さて,研究者にとっても学生にとっても,「巨人の肩の上に立って」というアイザック・ニュートンの言葉を忘れてはなりません。この言葉は,われわれが遠くまで見通せる視野を持つことができるのは,数々の先人の業績の積み重ねの上に立っているお陰であって,決して一個人の力ではないという意味です。先哲の業績に敬意を払いそれを尊重し,知的財産権を侵害したり,違法ではないにしても軽視してはならないことは,現代の研究者・学生に求められるもっとも肝要なモラルの1つです。
幅広く粘り強い好奇心を持ち,先哲の知恵と成果に敬意を払うという,「知的探求心」と「知的誠実さ」を併せ持った学生を,われわれは待ち望んでおります。
21世紀に入り,高度情報社会は急速に発展を遂げつつあります。その有用性は否定すべくもありませんが,それと同時に新たな社会問題や喫緊の課題も生じており,広範で高度な判断や対応が求められています。本研究科では,高度情報社会における人間とコミュニケーションの態様を,学際的に探求することを目指しています。学際的あるいは領域横断的という考え方は,言うのは簡単ですが実現するのはなかなか難しい理念です。単に,「さまざまな専門家」が集まっているだけでは真の学際性は成立しません。一人一人が特定の学問の核を持ちつつ,関連分野にも精通することによって始めて学際的になることができるのです。また,学問は現実と遊離しては意味をなしません。現実あるいは世界・社会の「今」としっかり向き合ってそれに立ち向かう姿勢が求められます。単なる机上の空論や先人の思想の追従に終わってはなりません。
このような意味で,学生一人一人に要求される水準は高いのですが,本研究科にはそれをしっかりサポートする体制と人材が整っています。本研究科では,「社会」「人間」「文化」「自然」の4つのカテゴリーの研究分野と,種々の研究方法を学ぶ研究サポート科目が用意されています。また指導教員の他に副指導教員をつけることができるという制度もあり,一人一人を確実にサポートする体制が備えられています。さらに教員と共に学際研究に取り組みながら,研究者としての素養を磨く環境を提供する特定課題研究所の設立も進められています。
さて,研究者にとっても学生にとっても,「巨人の肩の上に立って」というアイザック・ニュートンの言葉を忘れてはなりません。この言葉は,われわれが遠くまで見通せる視野を持つことができるのは,数々の先人の業績の積み重ねの上に立っているお陰であって,決して一個人の力ではないという意味です。先哲の業績に敬意を払いそれを尊重し,知的財産権を侵害したり,違法ではないにしても軽視してはならないことは,現代の研究者・学生に求められるもっとも肝要なモラルの1つです。
幅広く粘り強い好奇心を持ち,先哲の知恵と成果に敬意を払うという,「知的探求心」と「知的誠実さ」を併せ持った学生を,われわれは待ち望んでおります。