登戸研究所から考える戦争と平和

コーディネーター 文学部教授 山田 朗

写真1:生田での授業風景(齋藤一晴文学部兼任講師) 写真1:生田での授業風景(齋藤一晴文学部兼任講師)写真2:講座と連動して行われている見学会の様子(渡辺賢二文学部兼任講師) 写真2:講座と連動して行われている見学会の様子(渡辺賢二文学部兼任講師)

平和教育登戸研究所資料館(生田)の開館にあわせて2010年度から生田(前期)、駿河台(後期)各1コマ(半期2単位)の授業として開講しています。旧日本陸軍の秘密戦兵器の開発拠点だった登戸研究所では、どんなことが行われていたのか、興味深いエピソードや関係者の証言資料の紹介をおりまぜながら、秘密戦(防諜・諜報・謀略・宣伝)の実態にせまります。

登戸研究所で開発された風船爆弾は、和紙とこんにゃくのりで作られており「おもちゃ」のようなイメージがありますが、1000発以上が1万キロメートルも飛んで北米大陸に到達できた理由、そこにはやはり登戸研究所で開発された牛を殺傷するウイルス兵器が積み込まれる予定だったこと(実施直前に焼夷弾などに変更)、日本軍は中国で大量の偽札を使用しており、それを印刷していたのも登戸研究所だった、といった普通の歴史の本には出てこない話ばかりで、戦争と平和というものをちょっと違った角度から考えます。

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