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駿河台・和泉・生田・中野各地区のグランドデザインが策定されました

2010年05月20日
明治大学

学長室専門員 上杉 和彦


 このたび、学長の下に設置されている明治大学将来構想委員会は、本学における教育・研究の維持・向上のために必要な改革・改善の指針として、当面10年後のあるべき姿・目標とその実現手段をキャンパスごとに示したグランドデザインを策定しました。ここに、「『世界に発信する大学』のシンボル」としての駿河台・「教養教育と初年次教育の拠点キャンパス」としての和泉・「知を創造し発信するガーデンキャンパス」としての生田・「国際化、先端研究、社会連携の拠点キャンパス」としての中野、という形で4キャンパスのイメージが出そろいました。
 
 筆者は駿河台地区グランドデザインの策定作業にかかわりましたが、これまでグランドデザインといったものを構想した経験は全くなく、グランドデザインに対して定見を持っていなかった、というのが正直なところです。駿河台地区のグランドデザインには、リバティタワーやアカデミーコモンのような既存の建物のほか、研究ラボタワー・スチューデントセンター・東京国際マンガ図書館・文化リエゾン棟のような建設予定の施設にかかわる内容も含んでいます。グランドデザインといえば、もっと抽象性の高い理念中心の事柄を多く書く方法もありえたでしょうし、実際に検討過程ではそのあたりの議論も交わされました。また手元の英和辞典には「Grand design」に対して「遠大な計画」という訳があてられており、10年後を目標とした計画が「遠大」であるかどうかも意見が分かれそうです。
 
 しかし、大学のキャンパスに即した様々な計画や取り組みを構想するということは、結局は、「何を作り、それをどのように学生・教職員・市民に利用してもらい、教育・研究の向上につなげていくか」という問題の追求に他なりません。もちろん理念なき建造物は空疎なものですが、一方で実現手段をもたない理念もまた同様です。現在の大学執行部が責任をもって現実的な提案を行ないうる10年というスパンの中で、具体的な建造物の話をあえて前面に出したこのグランドデザインが、各キャンパスでの教育・研究活動の具体的な指針となると考えています。



                                        
               駿河台キャンパス                     和泉キャンパス
                                        
                 生田キャンパス                中野キャンパス(2013年度開設予定)

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