学長室

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第12回お茶の水JAZZ祭によせて

2018年10月07日
明治大学 学長室

本学OBである宇崎竜童さんの呼びかけで始まったお茶の水JAZZ祭が本年で第12回を迎え,盛大に開催されますことを心よりお祝い申し上げます。2007年に始まって以来、明治大学と千代田区、そして千代田区の商店街のみなさんとつくり上げ、多くの人たちから愛され待ち望まれる季節の音楽イベントになりました。

このイベントには、宇崎さんが声をあげて作られた「明大町づくり道場」の学生たちがボランティアで参加しています。「明大町づくり道場」は、「音楽を通してまちを盛り上げる」というコンセプトのもと、このお茶の水JAZZ祭以外にも、神田駿河台地区でのさまざまな音楽イベントの企画運営にも参加しています。さらには「神田スポーツ祭り」、「お茶の水アートピクニック」等の運営にもかかわっています。学生達の主体的な活動が、本学の社会連携や地域連携の一翼を担い、大きな役割を果しています。

また、駿河台キャンパス周辺は、本の街・神田神保町と呼ばれていますが、今では多くの楽器店やスポーツ店が集まる場所としても有名です。クラシックからロックまで多彩な音楽ジャンルをカバーする楽器店がひしめいています。サーフィンからスキーにいたるまで、あらゆるシーズン・スポーツの用具が取り揃えられ、どんなスポーツ用具も調達できます。本の街・神田神保町は、音楽とスポーツの街でもあり、この芸術の街に明治大学は根を下ろしています。

私にとってジャズは特別な音楽です。学生時代には、今は無くなってしまったジャズ喫茶の「響」へ足繁く通っていました。明治大学から白山通りに抜ける路地にあったその店こそ私の学生時代の中心でした。大学院生の頃には、今も御茶ノ水駅前にある「NARU」というライブハウスにも通いました。また、当時は六本木にあった「BODY & SOUL」というジャズのライブハウスには毎週通っていました。そこは深夜になるとジャズ・プレーヤーが集まってきて、ジャム・セッション(集まった人々による即興演奏)が始まる場所でした。私は、この「BODY & SOUL」で、今の世界が国や人種や世代をこえた場所としてあるということを学びました。多様性に溢れた世界を、ジャム・セッションする場所として考えるようになったきっかけは、ジャズだったのです。

宇崎さんも「音楽は人を結ぶもの、心を結ぶもの」と語っています。この多様な世界を結ぶJAZZほど、世界に開かれた大学をめざす明治大学にふさわしいものはありません。まさしくジャム・セッションする大学でのJAZZ祭を楽しんでください。そして、宇崎さんをはじめとする実行委員会の方々、そして協賛・後援いただいている全ての方に心からの敬意と感謝を捧げます。ありがとうございました。 

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