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ELM(法・医・倫理の資料館)

木村利人早稲田大学名誉教授(日本生命倫理学会 元・会長、ジョージタウン大学ケネディ倫理研究所特任研究員)のバイオエシックスのルーツともいうべき体験がドラマ化

2016年07月25日
明治大学 ELM

 2015年6月27日(土)に実施したELM開館記念講演会・シンポジウムにおいて、「ドイツ・日本・アメリカにおける軍事医学とバイオエシックス── 戦後70年の節目に, 国際的な『倫理・法・医学』の軌跡をたどる──」というテーマで講演をしていただいた木村利人早稲田大学名誉教授(日本生命倫理学会 元・会長、ジョージタウン大学ケネディ倫理研究所特任研究員)のバイオエシックスのルーツともいうべき体験が、NHK BS1にてドキュメンタリーのドラマ化されることになりました。
 木村利人先生は、「幸せなら手をたたこう」の作詞者です。番組では、坂本九さんが歌った名曲「幸せなら手をたたこう」の誕生秘話を、ドキュメントパートとドラマパートで紹介します。ドラマパートでは、俳優の溝端淳平が主人公である歌の作詞者・木村利人先生を演じます。インタビューのパートには、木村利人先生ご本人も部分的に登場します。
 詳細は以下のようになっておりますので、ぜひご覧ください。 
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NHK BS 1 スペシャル ドキュメンタリードラマ

「幸せなら手をたたこう」
~名曲誕生の知られざる物語~

放映:NHK BS1
     2016年7月31日(日)19時~20時49分
    (途中10分間のニュースが入ります)
   厳密には、19時~19時50分(前編): 20時~20時49分(後編)

「幸せなら手をたたこう」は、東京オリンピックが開催された1964年に人気歌手・坂本九が歌って大ヒットした。この歌には「愛と奉仕」のメッセージがこめられている。作詞者は、当時25歳の早大・大学院生であった木村利人早稲田大学名誉教授(日本生命倫理学会 元・会長、ジョージタウン大学ケネディ倫理研究所特任研究員)。

1959年にフィリピン農村でのYMCAワークキャンプに参加し、現地の青年と出会って経験した物語は衝撃的だ。この歌のルーツを探り未来への希望を語るドキュメンタリードラマ。

出演:溝端淳平(木村利人役)、関口アナム(ランディー役)、クリステル・チアリ(メグ・ロレンゾ役)、金井勇太(坂本九役)他

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【木村利人先生ご紹介】

元日本生命倫理学会・会長/ 代表理事 など歴任

<略歴>
1965-69年タイ・チュラロンコン大学講師、1970-72年ベトナム戦時下のサイゴン大学で研究と教育に従事、1972-75年スイス・ジュネーブ大学大学院教授、世界教会協議会(WCC)エキュメニカル研究所副所長、1975年早大法学部講師、1978年アメリカ・ハーバード大学研究員、1980年以降ジョージタウン大学・ケネディ倫理研究所・国際バイオエシックス研究部長及び同大学医学部客員教授など、約40年にわたり, バイオエシックスのパイオニアとして研究と教育に従事。2006~2012年恵泉女学園大学・学長, 現在: 東京女子医科大学大学院特任講師
<研究分野>
生命倫理博士( 人間科学)
<著書>
『いのちを考える』1987年・日本評論社
『いのちを語る』( 日野原重明先生, アルフォンス・デーケン先生と共著) 2009年・集英社
など多数


2015年6月27日(土)に実施したELM開館記念講演会・シンポジウムの様子はこちら
2015年6月27日(土)に実施したELM開館記念講演会・シンポジウムのポスターはこちら

以 上