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法学部

Meiji University Law in Japan Program 2013がスタートしました

2013年07月29日
明治大学 法学部

模擬法廷教室を使っての授業模擬法廷教室を使っての授業

ウェルカムランチでは笑顔がこぼれたウェルカムランチでは笑顔がこぼれた

熱心に講義に耳を傾ける受講生熱心に講義に耳を傾ける受講生

 日本の法と法制度について英語で授業を行う夏期短期プログラム「Meiji University Law in Japan Program」が7月29日から始まりました。

 当プログラムは,外国人学生を主な対象に,英語による授業と,法律事務所や裁判所等へのフィールドトリップを通じて,日本の法と法制度のアウトラインを理解できるようになることを到達目標に,法学部が2009年から毎年実施しています。
 
 今年は,イギリス,ドイツ,フランス,イタリア,オーストリア,ポーランド,アメリカ,カナダ,メキシコ,オーストラリア,ニュージーランド,タイ,中国など,さまざまな地域から,25名の学生と社会人が参加しています。さらに本学法学部生も5名が参加して,30名の受講生を迎えて開講しました。
 
 授業では,憲法,刑法,刑事手続,民事法,家族法,企業法,競争法,租税法,労働法,情報法,知的財産法や国際法などの法分野の現代的な諸問題を取り上げます。
 
 さらに,司法制度の発展や法曹制度等も取り上げることにより,受講生が,現代日本の法と法制度の特徴を,社会的,文化的,歴史的な文脈のなかで理解できるようなカリキュラムを組んでいます。

 多種多様な関心と異なる出身背景をもつ受講生のニーズに応えるために,質疑応答を随時交えながら双方向性のある授業を行っています。プログラム初日から,授業中に受講生から活発な質問や発言がありました。
 
 フィールドトリップでは,授業で学んだ知識をより具体的かつ豊かなものにできるように,最高裁判所,地方裁判所,簡易裁判所,入国管理局,東日本入国管理センター,国会(衆議院法制局),企業法務部,法律事務所への訪問を予定しています。

 今年度より,本学法学部3・4年生の計8名が,プログラム実施のサポートを担うプログラム・アシスタントとして活動しています。外国からの受講生へのサポートと,学生同士の交流を期待しています。
 
 初日の昼休みにリバティタワー23階で開催されたウェルカムランチでは,受講生,授業担当講師とプログラム・アシスタントが,賑やかな雰囲気のなかで歓談しました。
 
 当プログラムは8月9日まで計10日間行われます。