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法学部

Meiji University Law in Japan Program 2013が終了しました

2013年08月09日
明治大学 法学部

最高裁判所へのフィールドトリップ最高裁判所へのフィールドトリップ

授業中も活発な発言が相次いだ授業中も活発な発言が相次いだ

笑顔あふれたフェアウェルパーティー笑顔あふれたフェアウェルパーティー

 日本の法と法制度について英語で授業を行う夏期短期プログラム「Meiji University Law in Japan Program」が8月9日に終了しました。

 今回のプログラムには,イギリス,ドイツ,フランス,イタリア,オーストリア,ポーランド,アメリカ,カナダ,メキシコ,オーストラリア,ニュージーランド,タイ,中国など,さまざまな地域の学生・社会人が25名,さらに本学法学部生5名が加わり,計30名が参加しました。
 
 授業では,憲法,刑法,刑事手続,民事法,家族法,企業法,競争法,租税法,労働法,情報法,知的財産法,国際法,さらに司法制度の発展や法曹制度などを取り上げました。
 授業は質疑応答を随時交えながら行われ,受講生から活発な質問や発言がありました。受講生の出身国における法律や法制度と比較した質問や発言も多く,日本の法と法制度のアウトラインを受講生が理解できるようになるという到達目標はおおむね達成されたと考えています。

 また,授業で学んだ知識をより具体的かつ豊かなものとするために,最高裁判所,東京地方裁判所,東京簡易裁判所,東京入国管理局羽田空港支局,東日本入国管理センター,衆議院法制局,企業法務部および法律事務所へのフィールドトリップも行いました。

 フィールドトリップ先では,受講生が日本の法を司法,立法,行政および企業の実務の「現場」においてその理解を深められるよう,訪問先担当者によるレクチャーと質疑応答が行われました。
 とりわけ,受講生の関心・満足度が高かった地方裁判所・簡易裁判所での裁判傍聴後には,日本の刑事および民事の裁判実務や裁判員制度に関する熱心な質問が相次ぎました。

 最終日には修了証授与式およびフェアウェルパーティーが開かれ,受講生,授業担当講師とプログラム・アシスタントがプログラムの思い出を語り合いました。

 法学部は,2014年度も夏期にMeiji University Law in Japan Programを実施する予定です。