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総合数理学部

宮下芳明准教授がACM Multimedia 2013 Workshop on Multimedia for Cooking and Eating Activitiesにて「ベストペーパー賞」を受賞

2013年10月28日
明治大学

明治大学 総合数理学部 宮下芳明准教授(総合数理学部先端メディアサイエンス学科)が、2013年10月21日にスペインのバルセロナで開催されたACM Multimedia 2013 Workshop on Multimedia for Cooking and Eating Activities (CEA2013)にて、理工学研究科の中村裕美さん(博士後期課程3年)との共著論文である"Controlling Saltiness without Salt: Evaluation of Taste Change by Applying and Releasing Cathodal Current"を発表しベストペーパー賞を受賞しました。

本ワークショップは、調理および食行動における情報メディア技術について研究発表を行い、今後の食を支える新しい技術や方向性を見出す議論を目的として開催されました。
この論文は、陰極刺激の提示と停止による味覚変化の効果を評価した上で、塩を用いずに食品の塩味を強調する手法を提案したもので、薄味の病院食でも美味しく食べられるようにするなど、食における精神的豊かさと健康の両立を目指す研究として議論が行われ、評価されたものです。