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総合数理学部

濱永千佳さん(先端メディアサイエンス学科 4年)がマルチメディア、分散、協調とモバイルシンポジウム(DICOMO2016)において優秀論文賞を受賞

2016年10月20日
明治大学 総合数理学部

明治大学総合数理学部の濱永千佳さん(先端メディアサイエンス学科 4年)が、マルチメディア、分散、協調とモバイルシンポジウム(DICOMO2016)において優秀論文賞を受賞しました。本賞は、学術・技術の普及に貢献する優秀な論文に対して贈られるものです。濱永さんは,「プライバシーを保護した垂直分割線形回帰システムの実装とDPCデータセットを用いた評価」と題する論文を上記シンポジウムにて発表しました。

「プライバシーを保護した垂直分割線形回帰システムの実装とDPCデータセットを用いた評価」
(濱永 千佳、菊池 浩明 (明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科) 康永 秀生、松居 宏樹、橋本 英樹 (東京大学 大学院医学系研究科))
この研究は、東京大学大学院医学系研究科康永教授の研究室との共同研究によるもので、5,000人の脳卒中患者の診療情報を二組織間に暗号化して分散管理したままで、安全に線形回帰を行うシステムを開発し、入院時の意識レベル(Japan Coma Scale)が死亡の主要な要因であることを突き止めました。

先端メディアサイエンス学科4年  濱永千佳さん(菊池浩明研究室)先端メディアサイエンス学科4年  濱永千佳さん(菊池浩明研究室)