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総合数理学部

阿部和樹さん(先端メディアサイエンス学科3年)がグループウェアとネットワークサービスワークショップ 2016にてベストプレゼンテーション賞を受賞

2016年12月20日
明治大学 総合数理学部

先端メディアサイエンス学科 3年   阿部和樹さん(中村聡史研究室)先端メディアサイエンス学科 3年   阿部和樹さん(中村聡史研究室)

明治大学総合数理学部の阿部和樹さん(先端メディアサイエンス学科3年)が、グループウェアとネットワークサービスワークショップ 2016(情報処理学会)にて、ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。本賞は、当日の発表の中で、もっともすぐれた研究発表を表彰するものです。阿部さんは「音楽動画に対するソーシャルコメントと音響・映像特徴量を用いた印象推定手法の検討」と題する研究を発表しました。

「音楽動画に対するソーシャルコメントと音響・映像特徴量を用いた印象推定手法の検討」(阿部 和樹,土屋 駿貴,大野 直紀,中村 聡史,山本 岳洋)
この研究は、音楽と映像がミックスされて成り立っている動画の印象を推定するため、客観的な特徴量(音楽自体の特徴量、映像自体の特徴量)と、主観的な特徴量(視聴者のコメントから抽出)を利用してどの程度音楽動画の印象を推定可能なのかについて取り組んだものです。この結果、「激しさ」「かわいさ」「覚醒度合い」といった印象については、主観的な特徴のみでの印象推定が、「堂々とした」「快不快度合い」といった印象については、すべての特徴を組み合わせた方が、効果的に印象推定ができることを明らかにしました。