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問題分析ゼミナール(3年生)紹介[岩渕 輝]

明治大学情報コミュニケーション学部 分析ゼミナール(3年生)紹介
岩渕 輝 教授
(主要担当科目)生命論/生命思想史

≪学生へのメッセージ≫

 哲学・歴史・文学・芸術・思想・宗教などに興味があり、知的好奇心と意欲のある人の参加を歓迎します。生命論に関する予備知識は無くてもかまいません。ゼミの運営は、できるだけ学生のみなさんの自主性にまかせています。ゼミコンや合宿などについても、みなさんに自由に決めてもらうことにしています。
■研究テーマ
生命の探究ーいのちと生き方の問題を哲学や倫理学を手がかりに考えるー
■研究内容
 いのちや生き方に関連した問題の中から各自の興味や関心に応じて研究テーマを決め,哲学や倫理学を手がかりに2年間かけて掘り下げていただく。
 興味の対象は,歴史や哲学,文学や芸術,あるいは現代社会の生や死に関する諸問題など,人によって様々であろう。具体的なテーマ例としては,「デカルト『情念論』における生命観と身体観」「ルネッサンス期の新プラトン主義的生命思想がボッティチェリの絵画に及ぼした影響」「断種政策と優生思想の日独比較」「『高瀬舟』における森鴎外の<安楽死>観」「出生前診断に関する倫理学的一考察」「<生命の尊厳>概念は歴史的にどう移り変わってきたか」などが挙げられるが,いのちや生き方に関係するものであれば,こうしたテーマ例にとらわれずテーマを選んでいただいてもかまわない。
 ゼミの時間は,発表当番を決めて各自の研究テーマについて紹介していただき,ゼミ生全員で議論することが中心になる。他のゼミ生からの質問に答えたり,様々なコメントをもらったりする中で,自分の考えを深めていただきたい。また,各自の研究テーマ以外の話題についても,話し合う機会をもうける予定である。必要に応じて輪読を行なうこともある。さらに,卒業論文の書き方についても説明する。
その他(学生へのアドバイス)
 哲学・歴史・文学・芸術・思想・宗教などに興味があり,知的好奇心と意欲のある人の参加を歓迎します。生命論に関する予備知識は無くてもかまいません。ただし,本ゼミに参加する人は,可能であれば岩渕担当の講義『生命思想史Ⅰ・Ⅱ』(駿河台)を受講して下さい。ゼミの運営はできるだけ学生の人の自主性にまかせています。そのため,例えばゼミコンや合宿などについても,みなさんに自由に決めてもらうことにしています(やりたければやる,特に必要がなければやらない)。