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問題分析ゼミナール(3年生)紹介[根橋 玲子]

明治大学情報コミュニケーション学部 分析ゼミナール(3年生)紹介
根橋 玲子 教授
(主要担当科目)異文化理解

≪学生へのメッセージ≫

 人は、時には生きるために、また時にはよりよい生活を求めて国境を越えます。現在日本にも様々な形で外国籍の人々が暮らしています。彼らが日本社会に与えるインパクトやコミュニケーションについて議論しましょう。
■研究テーマ
異文化間コミュニケーションと多文化共生
■研究内容
 本ゼミでは,これまでに各自が取り組んできたテーマに関する疑問や仮説について,それぞれに「答えを見つけていく」作業を行う。具体的には,3年の問題分析ゼミでは,興味のある問題に対するアプローチの方法としての社会調査の基礎を学ぶ。また,夏休みの課題として,テーマに関する文献を読み,問題を絞り・掘り下げ,調査方法と合わせて3年の終わりには卒業論文のプロポーザルを提出してもらう。(卒業論文のテーマは日本や日本人の異文化間コミュニケーション問題であれば,どのようなものでも可能であるが,ゼミでは日本における多文化共生問題に取り組む。)
 4年の問題解決ゼミでは,質的調査・量的調査方法(どちらかもしくは両方)を用いて,データを収集し,得られたデータが語りかけてくれるストーリーに耳を傾け,自分なりの解釈をし,解答を導き出す。最終的に卒業論文にまとめる。これらプロポーザルおよび卒業論文は英語で作成してもらう。
 3・4年次のゼミは大学における学びの集大成ともいえるものである。これまでに積み上げてきた知識・力を最大限に活用し,楽しんで自分のテーマに取り組んでもらいたい。 
その他(学生へのアドバイス)
 これまでに異文化および社会調査関連の授業を履修した人の受講を優先する。また,授業では英語を主に使用するので,ある程度の英語力が必要である。