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問題分析ゼミナール(3年生)紹介[須田 努]

明治大学情報コミュニケーション学部 分析ゼミナール(3年生)紹介
須田 努 教授
(主要担当科目)社会文化史

≪学生へのメッセージ≫

 3年次では史料講読能力を養成し、4年次では、独自のテーマを設定し卒論を作成する。知的好奇心と、“わかる”ことの快感を共有できる人を歓迎します。勉強と研究することの楽しさを内面化できればとおもいます。ただし、かなり勉強してもらいます。

■研究テーマ

異文化コミュニケーション史・社会文化史の研究 

■研究内容

《目的》共同研究体制
①文献講読・史料解釈の方法論と,研究報告(プレゼン)の作法を会得する。
②日本の17~19世紀の社会文化の様相を理解する。
③異文化コミュニケーション史とは何か,この視点のおもしろさを理解する。
④上記を通じて,帰納法を駆使した思考能力を養い,歴史認識と知の形成をはかり,現実社会への鋭利な視座を獲得する。他者との関係性,他者への理解という面で,歴史認識の重要性を実感し,知性の陶治をはかる。
《内容》
≪3年次≫共同研究を行う。17~18世紀における異文化コミュニケーション史もしくは,日本の17~19世紀の社会文化史に関連する論文とデータ(史料)を分析し,その内容に則した報告を行い,歴史学の基本的能力である帰納法的思考方法を会得する。
社会文化史とするか,異文化コミュニケーション史にするかは,ゼミ員全員の合意により決定したい。3年次はあくまでもトレーニング期間であり,これを4年次のテーマとする必要はない。
≪4年次≫3年次に獲得した方法論と能力に基づき,ゼミ員各人が,歴史学を対象として自由にテーマを設定して個別研究をはじめ,卒業論文を作成する。もっとも重視するのは卒業論文であり,単位認定の必須となる。
異文化コミュニケーション史・社会文化史に関しては,最新のホットな研究と,楽しい議論が期待できるはずである。卒論完成のため夏期もしくは秋期の合宿を行う。
その他(学生へのアドバイス)
 知的好奇心と,分からなかったことが分かることの快感を共有できる人を歓迎します。勉強と研究することの楽しさを内面化できればと思います。ただし,かなり勉強をしてもらいます。