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問題分析ゼミナール(3年生)紹介[塚原 康博]

明治大学情報コミュニケーション学部 分析ゼミナール(3年生)紹介
塚原 康博 教授
(主要担当科目)公共政策

≪学生へのメッセージ≫

 現代の社会問題を調査・研究することによって、現代の社会を理解し、社会問題の原因や解決策を考えることによって、論理的な思考能力を身に着けてください。また、授業中やゼミナール大会での報告を通じて、協調性や積極性、プレゼンテーション能力を身に着けてください。本ゼミナールでは、やる気や行動力など、主体性のある学生を求めています。
■研究テーマ
現代社会と情報コミュニケーション 
-問題分析・問題解決編-
 
■研究内容
 この演習では,現代社会におけるさまざまな問題を取り上げ,その問題を分析し,その解決法を考える。たとえば,なぜ年金の世代間の不公平は解消しないのか,なぜ医療機関への電子カルテの導入が進まないのか,なぜ日本において社外取締役を増やそうとしているのか,などの問題を取り上げ,その理由や解決策などを考える。現代社会は,情報化,少子・高齢化,国際化などの特徴をもっているが,この演習では,現代社会に関わるものであれば,学生の関心に応じて,あらゆるものを取り上げていきたい。これから社会に出て行く学生にとって,社会について関心を持ち,知っておくことは重要である。
 この演習の3年次では,グループ研究を行う。5人程度のグループに分かれ,学生はどれか1つに参加し,研究成果をまとめる。研究成果は,ゼミナール協議会が主催するゼミナール大会で発表する。4年次では,個人研究を行う。ゼミナールでの発表や質疑応答を経た後,研究成果をリサーチペーパーとしてまとめる。分量は少なくてもよい。
 これらの活動を通じて,社会に関する知識,協調性やリーダーシップを身につけ,調べ方や論理的な思考を学び,プレゼンテーション能力の向上を目指す。
 
その他(学生へのアドバイス)
 この演習では,社会の問題を広く取り上げるので,社会の問題に関心のある学生,そして,「やる気」と「行動力」のある学生の参加を希望したい。