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問題分析ゼミナール(3年生)紹介[山崎 浩二]

明治大学情報コミュニケーション学部 分析ゼミナール(3年生)紹介
山崎 浩二 准教授
(主要担当科目)アルゴリズム実習

≪学生へのメッセージ≫

 プログラム作成を通じて、コンピュータの理解を深めることを目指します。少なくとも1つのプログラミング言語について、簡単でもよいので、プログラムが作成できることを前提とします。
■研究テーマ
ソフトウェア開発とアルゴリズム 
■研究内容
 私たちは日常生活の様々な場面でコンピュータを利用している。この際,直接目で見て,触れているのはハードウェアとしてのコンピュータであるが,実際に利用しているのは,コンピュータ上で動作しているソフトウェアである。したがって,コンピュータの利用価値はソフトウェアの出来,不出来に依存しているといっても過言ではない。ソフトウェアについて学習することは情報社会の基盤技術を理解することであり,ひいては情報社会における問題や限界を理解することに役立つものと思われる。そこで,このゼミでは以下の順に研究を進める。
1)プログラミング
プログラムが作成できるようになるには文法を学ぶことが必要であるが,単に文法を覚えただけではプログラムを作成するには十分ではない。プログラムを作成するには,プログラムで実現したい機能を分析し,手順を決定し,プログラミング言語で用意された要素を適切に組み合わせなければならない。ここではいくつかの実例をとおして,プログラムの作成方法について学習する。
2)アルゴリズム
アルゴリズムとは問題の解き方のことを言う。同じ問題を解くにあたって,用いるアルゴリズムによって計算時間が大きく異なる場合がある。ここでは,様々な例を用いながら,アルゴリズムに対する理解を深める。
3)卒業研究
プログラムの仕様を考え,その仕様を実現するプログラムを作成する。
 
その他(学生へのアドバイス)
 少なくとも1つのプログラミング言語について,簡単なものでもよいのでプログラムが作成できることを前提とする。