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一般入試試験出題のねらい

2007年度情報コミュニケーション学部一般選抜入試における出題のねらい等について
(2007年度入試出願者用に作成したページです)

※開設から4度目の入試を迎える情報コミュニケーション学部には,いわゆる「過去問」がまだ3年分しかありません。
  不安に感じる受験生の方々も多いことと推測されます。このページに掲載された「出題のねらい」を参考にしてください。
  (更新日:2006年10月25日)


【英語】

出題のねらい・出題形式・分野 

入学後の英語学習のカリキュラムが会話,リスニング,パラグラフ・リーディング,スピーチ,ディベートなどの実用的な英語の習得に重点を置いているため,試験問題もこれらに関連するものが多く出題されます。

学習方法のアドバイス
単語や語句や構文などは高校で学んだ範囲内で十分です。出題文の内容がきちんと理解できれば答えられる設問ばかりですが,読む量が多いので,日ごろから時間の配分を考えながら長文を読む訓練をしてください。





【国語】

出題のねらい

社会におけるコミュニケーションを重視した本学部にあって,最も基礎となる日本語の総合的な基礎力を全般的に問うものです。

出題形式・分野

現代文2題と古文1題で,漢文の単独問題は含みません。現代文は比較的長いもので総合的読解力をはかるものと,やや短めで主に言葉に関する知識(漢字の読み書きを含みます)を問うものに分かれます。解答の形式はマーク方式と記述式の混合です。問題文はそれほど難解なものではなく,落ち着いて読めば素直に解けるはずです。評論文などを論理的に読み解く力が求められます。また,豊かな表現を支える基礎的な語彙力もおろそかにはできません。古文は高校の学習範囲内で十分解けるもので,文法や語彙,文学史も含めて読解力全般にわたって問うています。

学習方法のアドバイス

高校での総合的な基礎力を問うものなので,文法事項・語彙・文学史などを確実に身につけておいて下さい。平素の授業を踏まえれば十分対応できます。




【世界史B】

出題のねらい

現代の錯綜する世界情勢を理解する上で,また私達のめざす異なった世界の人々との共生社会を実現する上でも,世界の歴史の流れを知ることは必要です。その流れのポイントとなる出来事についての知識をもつことは勿論重要ですが,それがどのような世界的関連の中で起こったのかを理解しているかについて問います。

出題分野

幅広い時代,地域,分野について出題します。出題数において,マーク方式4割,記述式6割の構成になっています。記述式については,用語や人名を問うものがほとんどですが,歴史の流れに即しての理解を心がけて下さい。

学習方法のアドバイス

出題のねらいからも明らかなように,人名やできごとについての知識と同時に様々な事象の相互関連性について理解することが必要です。





【日本史B】

出題のねらい

特定の時代に偏ることなく,日本の歴史的な流れを理解しているかを重視しています。暗記だけでなく,歴史的事項の内容や背景を,時代区分を超えて把握していることが求められます。

出題形式・分野

大問題が出題されます。解答形式は選択式(配点約6割でマークシートを使用)と記述式(配点約4割)の両者からなっています。古代から近現代までの政治・経済・文化史を中心とした問題です。記述式では歴史用語・人名・地名等の解答を求められますので,正確に書けるように留意しましょう。

学習方法のアドバイス

教科書を中心とした学習が基本です。その上で年表・資料集を通して,政治,経済,社会,文化のつながりについて理解を深めることが望まれます。




【政治・経済】

出題のねらい

社会科学のなかできわめて重要な地位を占める政治・経済について,身につけておくべき知識や思考能力をはかることを目的とします。得点の配分は,政治と経済がそれぞれ50%ずつです。

出題形式・分野 

出題形式は,マーク式問題,語句の記入,文章の記述からなり,出題分野は,政治と経済でおおよそ半分づつです。

学習方法のアドバイス

政治・経済に関する知識を問うオーソドックスな問題から現代社会で生じている問題に至るまで,幅広い範囲から出題されます。教科書や補助教材による学習を基本にしながら,新聞などのマスメディアを通じた時事的な面の学習も求められます。




【数学】

出題のねらい

社会科学やその周辺分野を学ぶために必要な数学の素養を見出すことを目的とします。

出題形式・分野

数学I,数学A,数学II,数学B(数列,ベクトル)の各分野から広く,基本的な問題が出題されます。設問はマーク式問題,解答のみを記述する問題,解答過程も合わせて記述する問題からなり,配点はおよそ2:1:1です。マーク式問題は3つの値の大小関係を判定する問題です。


学習方法のアドバイス

教科書を中心に基礎を確実に身につけて試験にのぞむのがよいでしょう。マーク式問題では,すばやく的確な判断が求められますので,例題で出題形式になれておきましょう。必ずしも正確な値を求めなくてもよい問題も含まれています(下記例題1参照)また解答過程を記述する問題では,論理的で分かりやすい表現を心がけましょう。

マーク式問題の例題

次の各問において,[1],[2],[3]の値の大小関係を調べ,最小のものの番号と最大のものの番号を,それぞれ所定欄にマークせよ。

      [1] log 2 3        [2] log 3 2        [3] log 4 2 

      次の3つの空間ベクトルが与えられているとき,

    a=(1, 2, 3              =(1, -2, 3              =(-1, 2, -3

      [1]内積 a・b の値

      [2]内積 b・c の値

      [3]内積 c・a の値

3   [1] 32-10 2解の積

      [2] 2 -3-20 2解の和

      [3] 22-30 2解の差の絶対値


1の解答: [1]の値は1より大きい,[2]の値は1より小さく0.5より大きい,[3]の値は0.5である。ゆえに,最小のものには[3]をマークし,最大のものには[1]をマークする。

2の解答: [1]の値は1−4+9=6,[2]の値は−1−4−9=−14,[3]の値は−1+4−9=−6。ゆえに,最小のものには[2]をマークし,最大のものには[1]をマークする。

3の解答: 2次方程式の解と係数の関係より[1]の値は-1/3,同じく[2]の値は3,[3]は因数分解すると(23)(1)=0だから,の値は-3/2と1となり,差の絶対値は5/2。ゆえに,最小のものには[1]をマークし,最大のものには[2]をマークする。

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