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ジェンダーセンター

【会場が変更になりました】第2回定例研究会 「おたく」とジェンダー 開催のお知らせ

開催期間:2015年06月05日
明治大学 情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター

情報コミュニケーション学部ジェンダーセンターでは、以下のとおりイベントを開催いたします。事前申し込みは不要、入場無料です。ご自由にご参加ください。


 

【講師】ガルブレイス・パトリック・ウィリアム氏

【略歴】デューク大学大学院文化人類学科所属。上智大学、テンプル大学非常勤講師。1982年アメリカ・アラスカ州生まれ。2004年、モンタナ大学在学中に交換留学生として初来日。その後、東京大学大学院に入学、学業の傍ら2007年から秋葉原ツアーを主催。2012年、東京大学大学院情報学環・学際情報学府博士課程修了。博士(情報学)。著書に『The Otaku Encyclopedia』(2009年)、『Otaku Spaces』(2012年)、『Idols and Celebrity in Japanese Media Culture』(2012年)、『The Moe Manifesto』(2014年)、『Debating Otaku in Contemporary Japan: Historical Perspectives and New Horizons』(2015年)がある。

 

【概要】

「おたく」の起源は1970年代に遡るといわれている。当時、多くの青年がマンガ・アニメに熱中し、特に『宇宙戦艦ヤマト』や『ゲッターロボ』、『機動戦士ガンダム』といったSF作品が消費された。80年代に入ると、マンガ・アニメに登場する「美少女」に惹かれる男性が「おたく」と称されたが、所謂「ロリコン・ブーム」が起きる中で、「おたく」男性は問題視された。本講演では、「美少女」がうまれた70年代を振り返り、「おたく」がどのように語られたのか、その言説を探る。美少女コミック誌こと『漫画ブリッコ』に掲載された連載記事、『「おたく」の研究』を取り上げ、「おたく」と「美少女」の関係には「男性失格」に対する恐れが潜在することを指摘するとともに、その恐れがいかなるものか、批判的に考察する。

 

【日時】2015年6月5日(金)18:00~(17:30開場)

【会場】明治大学駿河台キャンパスリバティタワー 11階 1113教室 ⇒ 1階 1011教室
【コメンテーター】渡辺恒夫氏(明治大学情報コミュニケーション学部兼任講師)

【主催】明治大学情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター

 

※講演、質疑応答ともに日本語で行います。
※チラシは,こちらをご覧ください。

情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター




 

 

【第2回定例研究会】「おたく」とジェンダー