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メールマガジン 第24号

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ジェンダーセンターNEWS〈第24号〉 (2013.11.20)
・2013年度5回定例研究会のご案内
・ジェンダーセンター特別講演会のご案内
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今年も残すところ2か月弱となりましたが、いかがお過しでしょうか。
ジェンダーセンターからイベントのご案内です。ふるってご参加ください。

◆第5回定例研究会
 「ジェンダー・ハーモニー:インドおよびネパール固有文化の視点から見た男女間の調和的関係」
Gender Harmony: Indigenous Perspective from India and Nepal
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【発表者】ダーム・バウーク先生(Prof. Dharm Bhawuk)
(ハワイ大学教授)
【日時】11月26日(火)18:00~ (17:40開場)
【会場】明治大学駿河台キャンパス リバティタワー13階 (1136教室)
【主催】明治大学情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター 

【概要】西欧では、ジェンダー戦争は長きにわたり続いている。生きることに関する競争的西欧モデルが、男女の対立の源泉となってきた。霊長類およびその他の動物に関する実験でも支持されたとおり、生物の協力的性質に関する最近の調査は、競争モデルの妥当性に対して疑問を呈している。そして、そのことは、アジアの知恵の伝統により生み出されたジェンダー調和モデルに可能性を開くものである。オートエスノグラフィー、古典的インドテキスト分析、メタファー、事例研究の手法により、調査に基づいたジェンダー関係の非伝統的モデルを提示する。

★参加費無料・予約不要です。
★講演は英語で行われますが、部分的に日本語通訳が入ります。

★研究会の詳細はこちらをご覧ください↓
http://www.meiji.ac.jp/infocom/gender/info/2013/6t5h7p00000gf9xa.html



◆ジェンダーセンター特別講演会
「テクスチュアル・ハラスメント」
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【講演者】小谷真理(明治大学情報コミュニケーション学部客員教授)
【日時】12月13日(金)18:00~ (17:40開場)
【会場】明治大学駿河台キャンパス リバティタワー16階 (1166教室)
【主催】明治大学情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター

【概要】テクスチュアル・ハラスメントは、1982年にイギリスのフェミニスト文学批評家メアリ・ジャコウバスが最初に使ったタームであり、「文章上の性的いやがらせ」のことをさす。基本的には、女性作家の作品を評価するのに、「あの作品は(女性が書いているから)よいものではない」と作品の価値判断に性差観が混入したり、「あの作品は(女性である)本人の手によるものではない」と、女性作家自体の作家的アイデンティティを矮小化する紋切型の表現である。本質は単純だが、さまざまなバリエーションがあり、その量が膨大であるため、女性クリエーターのイメージ全体の低下につながっている。本講演では、講演者自身が原告となり2001年に勝訴したテクスチュアル・ハラスメント裁判を通じて認識した問題系を糸口とし、アメリカの女性作家ジョアナ・ラスの批評書「女の書き物を抑圧する方法」を参照しながら、テクスチュアル・ハラスメントの概念とバリエーションを比較検討。さらにわが国の具体例として、明治末期の俳諧で起きた文学事件「沢田はぎ女事件」を概説する。そこからは、ハラスメントを共有する解釈共同体の問題が明確に浮かび上がってくる。

★参加費無料・予約不要です。

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発行:明治大学情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター
〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン7階ラボ3B
Tel・Fax : 03-3296-4436
Mail : gender@kisc.meiji.ac.jp<mailto:gender@kisc.meiji.ac.jp>
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