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情報コミュニケーション
学部

【情報コミュニケーション学部】全北大学校人文大学との国際シンポジウムの映像配信について

2011年05月18日
明治大学

全北大学校人文大学との国際研究シンポジウム
韓国「併合」100年から考える日韓コミュニケーションの未来
−歴史・家族・メディアという視座から−

情報コミュニケーション学部は,2010年10月30日(土)駿河台キャンパス・アカデミーコモンにて,全北大学校人文大学との国際研究シンポジウム「韓国『併合』100年から考える日韓コミュニケーションの未来−歴史・家族・メディアという視座から−」を開催しました。
2009年6月,本学部は全北大学校人文大学と学生交換・学術交流をはかる学部間協定を締結しました。同年9月には,全北大学校人文大学主催の国際シンポジウム「文明の衝突と共栄−生きることと言語・文学・文化と」に招聘され,本学部から3名,文学部から1名が参加し,学術交流の成果を上げました。
異文化コミュニケーションをはかる前提として,自他の歴史的背景を冷静に分析する必要があります。2010年は,韓国「併合」から100年目にあたる年でした。日本が韓国を植民地支配したという歴史的事実を理解した上で,現代の日韓両国が抱えるメディア・家族を素材にして,その特徴と問題点を浮き彫りにし,日韓における異文化コミュニケーションのあり方を考察するため,当シンポジウムを開催しました。
このたび,本学部はシンポジウムの映像を公開します。是非ご覧下さい。

シンポジウム内容:
セッション1「歴史」
金 成奎 (全北大学校 人文学部教授)
「韓国は日本にとって何か?−一つの歴史的断想−」 
山田 朗 (明治大学 文学部教授)
「日露戦争と韓国併合−軍事占領から強制併合への道−」

セッション2「メディア」
権 赫南 (全北大学校 社会科学学部学部長)
「韓国言論における大統領選挙報道の実態と改善方向」
大黒 岳彦 (明治大学 情報コミュニケーション学部教授)
「『放-送』(broad-cast)から『ネットワーク』(net-work)へ」

セッション3「家族」
咸 翰姫 (全北大学校 人文学部教授)
「植民地時代、家事労働者に関する研究」
施 利平 ( 明治大学 情報コミュニケーション学部准教授)
「儒教文化圏の日中韓3ヶ国における世代間関係の比較−同居を中心とする分析から−」

総合討論

※シンポジウムの映像はこちらからご覧ください。