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情報コミュニケーション
学部

2015年度カリフォルニア州立大学モントレーベイ校短期留学プログラム実施報告

2015年11月14日
明治大学 情報コミュニケーション学部事務室

CSUMBマスコットが明大生をお出迎えCSUMBマスコットが明大生をお出迎え

米国文化について英語で意見を述べる参加型授業米国文化について英語で意見を述べる参加型授業

歩きながら仕事ができる環境のグーグル社内歩きながら仕事ができる環境のグーグル社内

自由な雰囲気と遊び感覚溢れるグーグル社内で記念撮影自由な雰囲気と遊び感覚溢れるグーグル社内で記念撮影

サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフサンフランシスコのフィッシャーマンズワーフ

モントレー近郊の名勝「ビックサー」海岸モントレー近郊の名勝「ビックサー」海岸

現地学生と英語でのプレゼンテーション現地学生と英語でのプレゼンテーション

「クールジャパン」をテーマに現地学生とディスカッション「クールジャパン」をテーマに現地学生とディスカッション

世界的に有名なモントレー水族館見学世界的に有名なモントレー水族館見学

 情報コミュニケーション学部は2015年度,新たな国際交流プログラムとして米国カリフォルニア州立大学モントレーベイ校(CSUMB)への短期留学プログラムを開始しました。8月29日から9月20日までの約3週間,16名(1年生6名,2年生9名、3年生1名)の学生が参加しました。CSUMBが立地するモントレーはサンフランシスコから南へ約2時間,クジラやラッコが多く生息する太平洋岸にある風光明媚な場所で、全米でもっとも安全で環境が良好な町として知られています。

 本プログラムは,本学部の特色である「メディアと環境」をテーマに、グーグル社やインテル社など「世界最先端企業の訪問」と,「SNS上の倫理問題に関する日米比較」などをテーマに,現地学生と英語によるプレゼンテーションを含むワークショップの開催や米国人家庭でのホームステイなど「異文化コミュニケーションの学習と実践」を実施して,海外への長期留学や就職へのモチベーションを向上させることを目的としています。

 短期留学中は,CSUMBのAmerican Language and Culture Programとワークショップへの参加や正規学部授業の聴講,最先端IT企業訪問を柱に,スタンフォード大学、カリフォルニア科学アカデミー、コンピューター歴史博物館,日系人博物館,スタインベック博物館,モントレー水族館の見学,そしてサンフランシスコ市内見学が行われました。

 また研修期間中の週末,学生らはホストファミリーと一緒にモントレー湾でのホエール・ウォッチング,隣町のカーメルの海岸でのアウトドアやサンフランシスコでの大リーグ観戦を楽しみました。

 なお,参加者は,事前学習および現地プログラムへの参加後,報告書等を作成し,「国際交流」(2単位)を修得することができます。

【プログラムスケジュール(一部紹介)】
8月29日(土)米国へ出発、サンフランシスコ到着・市内見学
8月30日(日)スタンフォード大学とグーグル社視察、コンピューター歴史博物館見学後、モントレーへ移動、ホストファミリー紹介、歓迎会
8月31日(月)~9月3日(木)CSUMBプログラム参加
9月4日(金)サンフランシスコ市内へのエクスカーション
9月5日(土)~ 7日(月)自由行動
9月8日(火)~10日(木)CSUMBプログラム参加
9月11日(金)日系人博物館へのエクスカーション、現地学生とのワークショップ&懇親会
9月12日(土)~13日(日)自由行動
9月14日(月)~17日(木)CSUMBプログラム参加
9月18日(金)現地学生とのワークショップ、プログラム修了書授与式とフェアウェルパーティ
9月19日(土)サンフランシスコ出発
9月20日(日)帰国

【参加学生の感想】
・今回このプログラムに参加して、とても有意義な時間を過ごすことができ、自分を見つめ直す、いいきっかけになったと思う。自分自身こういう留学といった形で海外に行ったことがなかったのでとてもいい経験をすることができた。このプログラムではホームステイというのが一番魅力的で、その部分でいろいろなことを学ぶことができた。ホームステイでは現地で実際に暮らしている人たちと同じ生活をするので、アメリカの文化や生活を学ぶことができ、異文化理解を深めることができたと思う。また、コミュニケーションをする上でもすべて英語で話さなければならないし、わからないことがあればしっかり聞くなど自己主張も求められるので、最初の一週間は大変だったが徐々に慣れていくことができたと思う。(1年生)

・現地での授業やワークショップは勉強になることが多くあった反面自分の力不足を実感することができました。授業では現地の先生が授業を行ってくれるため普段の授業とは違い、説明などもすべて英語で行われます。そのため聞き取れないことがあったり、意味を間違えて捉えてしまうことがありました。また、ワークショップでは英語でプレゼンテーションをしましたが、日本語で簡単に言えることを英語で正確に意味を伝えるにはどうしたら良いか考えることに苦労しました。さらに、現地の学生と実際にディスカッションをした際には自分の意思を伝える難しさを痛感しました。(1年生)

・私はこの留学に参加して本当に良かったと思っている。めったに行くことのできないGoogleの本社に行って、社員の方から貴重な話を聞けたことはとても印象に残っている。大学時代に後悔したことは勉強ともっと大学の授業を真面目に聞けばよかったと言っていて、自分ももっとしっかり英語を学ぼうと改めて考え直すきっかけになった。そして世界でもレベルが高い大学のひとつであるスタンフォード大学に行けたことも印象に残っている。日本の大学と違って1日あっても回り切れないような広大なキャンパス、自然には驚かされた。これが世界を代表するような大学なのだと感じた。私たちの通ったカリフォルニア州立大学モントレーベイ校も一つの校舎に移動するのに20分以上かかったり、キャンパスの近くにはパシフィックオーシャンが広がっていて野生のラッコやアシカが泳ぎ回っているのは日本では確実に体験できない経験をできたと思っている。(2年生)