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情報コミュニケーション
学部

石川幹人教授が科学技術社会論学会で実践賞を受賞しました

2015年11月25日
明治大学 情報コミュニケーション学部

 11月21日に東北大学で開催された2015年度科学技術社会論学会学術大会で、情報コミュニケーション学部石川幹人教授が、科学技術社会論・柿内賢信記念賞(実践賞)を受賞しました。この柿内賢信記念賞(※1)は、「科学・技術と社会の問題」に関する研究・実践的活動を行なう個人に贈られるもので、科学技術社会論学会が毎年選考・表彰するものです。
 石川幹人教授には、「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」(※2)の構築と、そのサイトを媒介にした科学コミュニケーションの増進をはかる研究計画に対して、実践賞が贈られました。
 「疑似科学とされるものの科学性評定サイト」は、疑似科学を例題にして科学的方法の理解を広めることを目的にしたコミュニケーションサイトです。文部科学省の科学研究費の支援を受けて、明治大学科学コミュニケーション研究所(代表:石川幹人)が運営しています。
 このサイトでは、コラーゲンサプリ、磁石治療、ゲルマニウム、占星術など、科学の体裁がありながらも科学であることが疑わしい対象について、科学が満たすべき10の条件に従って評定しています。またその評定は、閲覧者からの意見や情報の投稿によって更新されます。2015年5月に本格稼働して以来、半年で15万ページビューの注目サイトになっています。

※1 公益財団法人倶進会 科学技術社会論・柿内賢信記念賞
※2 疑似科学とされるものの科学性評定サイト

授賞式の模様授賞式の模様

授賞式の模様授賞式の模様

受賞対象のサイト受賞対象のサイト