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「国際交流(ベトナム)」の受講者が外務省のコンクールで外務大臣賞を受賞

2016年12月22日
明治大学 情報コミュニケーション学部事務室

受賞者集合写真受賞者集合写真

賞を受け取る代表者賞を受け取る代表者

作品を全体で鑑賞作品を全体で鑑賞

名誉ある賞を受賞したメンバー名誉ある賞を受賞したメンバー

 本年9月、科目「国際交流(ベトナム)」(担当教員・川島高峰)でベトナムに短期交換留学に行った学生が、外務省「日本と国連の将来 動画メッセージコンクール」に映像作品の応募を行い、日本国連加盟記念日となる12月19日の記念事業式典において外務大臣賞を受賞しました。

 この大会は、「国連の取組や国連を通じた日本の国際貢献について調べた上で、国際社会が直面する諸課題を解決していく上で、今後、国連と日本が果たすべき役割」について映像で表現することを競うコンテストでした。記念式典は皇太子のお言葉から始まり、安倍総理大臣による祝辞、潘基文国連事務総長、グテーレス次期国連事務総長からもビデオメッセージとして祝辞が寄せられており、非常に格式の高い催しものでした。

 派遣チームは、本年6月にベトナムからの留学生受け入れを担当した学生により構成されており、渡航前にベトナム側における十分な協力体制を構築したうえでベトナム取材に臨みました。派遣プログラムではハノイの国連本部UNHOUSEでブリーフィングを受けるなど、地球規模課題への日本の貢献について問題意識を高めた上で、取材活動にのぞむことにしました。今回の派遣プログラムの中で映像制作は放送文化基金の助成「ベトナム・ハノイ地区におけるメディア・コンテンツの動向調査並びに日越学生による国際共同制作」(平成27年度採択、取組代表・川島高峰)を受けることで機材等を充実させて取材に臨むことができました。

 派遣プログラム全体を統括指導した川島高峰准教授は「派遣プログラムはこの映像作成以外にもアクティブ・ラーニングを満載したものであったために、渡航中、学生たちは多くのタスクに取り組むことになり、この動画コンテストへの応募の是非について深夜まで議論をするということもありました。応募は二つのチームに分かれて作品を投稿し、結果として、水と衛生環境のチームが受賞作品に選ばれましたが、ベトナム留学生の受入れ時点からの長い経緯を考えれば、国際交流履修者全員による総力戦であったと思います。履修生以外ですがプログラム・アシスタント(四年生・杉山綾)の統合管理もよく、全員の心をひとつにコンテストに臨むことができました。
  今回の映像制作に際し、現地展開の協力をしてくれたベトナム国家大学ハノイ外国語大学日本言語文化学部の教員並びに学生の皆さんに心より御礼を申し上げます。大学・学部の教職員の皆さんより頂いた支援に感謝申し上げます。これまで多くの国際機関の方々との交流から刺激を受け、ベトナム国際交流プログラムを発展させていくことができました。ありがとうございました。これからも一層の教育の発展と充実から日本と世界に貢献する素晴らしい若者たちの育成に精励していく所存です。」とコメントしています。

主催者側によるコンクールの詳細ページは → こちら