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情報コミュニケーション
学部

国際交流(メディア)~NZロケ体験プログラム~を実施しました

2017年04月18日
明治大学 情報コミュニケーション学部事務室

現地人へのインタビュー現地人へのインタビュー

現場にてリポート現場にてリポート

取材先のお店でインタビュー取材先のお店でインタビュー

収録の裏方仕事収録の裏方仕事

プロからの技術指導プロからの技術指導

ディレクター役の学生からの鋭い指摘ディレクター役の学生からの鋭い指摘

ココ調ポーズココ調ポーズ

ドキドキの収録本番ドキドキの収録本番

完成した映像をみんなで視聴完成した映像をみんなで視聴

プログラム全体の振り返りプログラム全体の振り返り

スタジオでの集合写真スタジオでの集合写真

情報コミュニケーション学部は、本学部設置科目「国際交流(メディア)」として株式会社フジテレビジョン(以下、フジテレビ)と共同で企画したアクティブラーニング・メディアリテラシー講座を実施し、18名の学生(情報コミュニケーション学部10名、法学部2名、商学部2名、政治経済学部1名、経営学部2名、国際日本学部1名)が参加しました。

事前・事後学習、ニュージーランド北部オークランドでの海外ロケ、スタジオ撮影を合わせ全日程16日間、プロの番組ディレクター指導のもとフジテレビ朝の情報番組「めざましテレビ」内のコーナーのひとつである「ココ調」を模して番組を制作しました。

事前学習ではメディアリテラシー概論を学んだあと、テーマごとに3つのグループに分かれ、取材ネタ探しに取材先のリストアップ、現地リサーチなどを行いました。その上で、現地取材をする際に使用するカメラ機材の使い方やインタビューの仕方についてもプロの番組ディレクターからレクチャーを受け、海外ロケに臨みました。

ニュージーランドの現地ロケでは、積極的に取材先への下見や街録、現場リポートなどにチャレンジしました。事前に準備した取材プランにより取材を行い、ホテルに戻ってからも夜遅くまで構成原稿を何度も練り直しました。また、インタビューの文字起こしも同時に行い取材内容を構成原稿に反映させていきました。事前学習で立てた計画と変わってしまうなど苦戦することも多くありましたが、天候にも恵まれ、どのグループも充実した取材ができました。

事後学習では限られた時間の中で膨大な取材データを取捨選択し、VTRの構成原稿を完成させました。また、ナレーションも収録しスタジオ撮影に向け準備を行いました。

プログラム最終日フジテレビ湾岸スタジオでの撮影では、完成したVTRを使いプロのスタッフ指導の下、実際に番組制作にも使用されている撮影機材等を動かし番組収録に臨みました。 番組に出演するキャスター、ナレーターだけではなく、番組進行を指示するプログラムディレクター、スタジオ進行を指示するフロアディレクター、そのほかにもカメラマン、音声、スイッチャ—(映像の切り替え作業担当)などの裏方の仕事までの全てを学生たちが担当し、番組を流すまでの過程を学びました。
本番前のリハーサルは、担当する役割ごとに機材の操作方法や収録の流れを入念にチェックし、一発勝負の本番に挑みました。
 収録後、早速完成した番組をプレビューし、各学生が思い思いに授業を通じて感じたことを振り返り、フィードバックを受けました。

(受講者の感想)
・取材をしていくうちに自分自身が調べていることについて興味をどんどん持ち、調べることが楽しくなっていました。自分の力不足で反省することは多々ありましたが、今自分にできることを考えようと思えたことが成長できたことだと思います。私は元々テレビ業界に興味がありましたが、ない人でも楽しめると思います。
・取材という行動を通じて、国や人のことを深く知れました。
・『まずは話してみること』の大切さを実感しました。
・プロの方に指導して頂けて、とてもよい機会でした。
・今回学んだことを生かしてもう一度番組制作をしたいです。


(各班のテーマ)
A班 ニュージーランドの食文化について
B班 ニュージーランドのセカンドハンドについて
C班 ニュージーランド流の生活スタイルについて

(2016年度 国際交流(メディア)スケジュール(概要))
2月17、18、20日  事前学習(3日間)
2月22日~3月2日   ニュージーランド現地ロケ(9日間)
3月 6日~8日     事後学習(3日間)
3月15日        フジテレビ湾岸スタジオ撮影(1日間)
計=16日間



 下記の動画は、この「国際交流(メディア)」の授業を通して、完成させた各グループの番組です。ぜひご覧下さい。