経営学部

グローバル・サービスラーニングAの報告会を開催しました

2015年10月22日
明治大学

   フィーディング活動の様子   フィーディング活動の様子

    セブの子供たち    セブの子供たち

   マドロボスでのインタビュー   マドロボスでのインタビュー

    大葉植えの様子    大葉植えの様子

    歌とダンスで交流    歌とダンスで交流

    ゴミ山での集合写真    ゴミ山での集合写真

 経営学部は,国際化推進の一環として2015年度から新たにグローバル・サービスラーニング(実習関連科目)を設置し,学生に海外での社会奉仕活動を通じて自らの社会的役割について考え,国際社会を取り巻く様々な課題を解決する為に必要な資質・能力の向上に取り組んでいます。春学期はフィリピン共和国のセブにて約2週間の実習を行いました。

<2015年度春学期グローバル・サービスラーニングA>
実習期間:2015年8月25日~9月7日(14日間)
実習先:フィリピン共和国(セブ)

<今回の主な活動内容>
①マザーテレサ孤児院(子供たちとの交流、フィーディング等)
②ガササグマ老人ホーム(施設内の清掃や洗濯、介護のお手伝い)
③山村の集落のマドロボスを訪問(インタビュー,大葉植え,フィーディング等)
④Feeding Center(フライドチキンやおかゆサンドウィッチの提供)
⑤サントニーニョ教会(ストリートチルドレンへのフィーディング)
⑥カレタ地区の墓地(子供たちとの交流,家庭訪問,古着の提供等)
⑦セブ市内のゴミ山の見学(環境問題について考える)

以下,実習参加者の感想を一部ご紹介します。

★...今回,私たちの活動目的はマドロボスという山村で暮らす人々の生活状況の把握と子供たちへのフィーディングでした。多くの集落や家庭を訪問し,日本とは全く異なる環境の中で生活している様子は今までに経験したことのない貴重な体験でした。貧困の中でも元気に遊び、楽しそうに笑う子供たちの姿をみて将来についてもっと真剣に考えようと思いました。これまで言語の違いから海外へ目を向けるのを避けてきましたが,その考えを一変させられるそんな2週間でした。

★...現地の子供たちや山村の集落で暮らす家庭との交流,そしてフィーディング活動を通し,セブが抱える社会課題について知り,考えることができました。また,初めて海外でのインタビューを通し,日ごろ勉強している英会話を実践することができ,貴重な体験をしたと感じています。今回の活動を通し,一層ボランティア(社会奉仕活動)というものに興味をもつことが出来たのに加え,今後英語学習にも一層取り組んでいきたいと思います。

★...この実習に参加するまでボランティアの経験は殆どありませんでしたが,実際に活動してみて自分が如何に贅沢な環境にいるか思い知ったと同時に,このような機会が自分に与えられたことに感謝しました。最も印象的だったのは,インタビューの際に「あなたの夢はなんですか?」と現地の方に聞いたところ,「家族全員が健康であり,一緒にご飯を食べられること」という答えが返ってきたことです。今回の経験を活かし,将来はもっと海外に目を向け,目の前のことに一生懸命取り組んで行きたいと思っています。