経営学部

グローバル・サービスラーニングBの報告会を開催しました

2016年03月17日
明治大学

ストリートチルドレンとの集合写真ストリートチルドレンとの集合写真

    フィーディング活動    フィーディング活動

     山村の集落にて     山村の集落にて

     カレッタ墓地にて     カレッタ墓地にて

   サントニーニョ教会前にて   サントニーニョ教会前にて

 経営学部は,国際化推進の一環として2015年度から新たにグローバル・サービスラーニング(実習関連科目)を設置し,学生に海外での社会奉仕活動を通じて自らの社会的役割について考え,国際社会を取り巻く様々な課題を解決する為に必要な資質・能力の向上に取り組んでいます。秋学期はフィリピン共和国のセブにて約2週間の実習を行いました。

<2015年度秋学期グローバル・サービスラーニングB>
実習期間:2016年2月25日~3月9日(14日間)
実習先:フィリピン共和国(セブ)

<今回の主な活動内容>
①Feeding Center(ストリートチルドレンのために食事を作り配給)
②CFA(フィーディングやアクティビティ)
山村集落のマドロボスを訪問(レクリエーション、古着や鉛筆の寄付)
④山村集落のメアリーグレイス(アクティビティ、インタビュー調査)
⑤カレッタ墓地(パンの配給)
⑥マザーテレサ孤児院(アクティビティ、フィーディング)
⑦セブ市内のゴミ山の調査(環境問題について考える)

以下,実習参加者の感想を一部ご紹介します。

★...今回の活動を通し、スラム街から強制移住させられた歴史や、貧困層の人々の切り詰めた生活のほんの僅かではあるが垣間見たことで、社会問題や貧困問題について考えるとても良いきっかけになりました。山村の人々の多くは「ここには家と水があるから幸せです」と語り、とても印象に残りましたが、日本より少ないものを大切に使うフィリピンの人々の方が幸せなのかもしれないと感じました。また、私にとっては初めての海外だったので見るもの感じる物すべてが新鮮で、英語力にも多少の不安はありましたが、現地の人々やコーディネーターとの会話を通し、より英語力を向上させたいという意識が高まった2週間でした。

★...セブ島での2週間は英語を使う場面が多く、自身の英語力の低さを痛感したと同時に、更に力を付けたいと感じました。これまで何度か海外に行ったことはありますが、フィリピンは初めてで、現地の人柄の良さを肌で感じ、もっと様々な国に行き、積極的に海外の人々と触れ合いたいと考えるようになりました。セブ島はリゾート地として有名ですが、実際に現地へ行ってみると私たちがよく知る観光大国セブの違う一面を知ることが出来たので、今回このプログラムに参加して本当に良かったと感じています。

★...GSLの活動を通し、日本とは全くことなる生活を体験しました。生活環境の違いに驚くと同時に、自分たちがいかに恵まれているか思い知らされました。現地の人々は貧しいながらも非常に温かく、僕たちの方がパワーを貰った気がします。この活動を通して、社会問題、国際問題にもっと目を向け、いずれまた海外でこういった活動に参加したいと思います。