4つの力・各教科の指導方針

将来のキャリアへつながる「4つの力」を大切に育てます。 

1. 洞察力[教科指導]

中学1・2・3・年[基礎力養成期]
先を急ぐより、まず基礎と基本
本校が求めている最終学力は、単なる知識の量や問題を解くテクニックではありません。今問われていることを分析し考える力、多くの事象の中から本質を見抜く力です。その学力を養成するためにも、週6日制で授業時間を確保し、中学・高校の正課科目の多くを必修として確実に基礎学力の土台を完成させます。さらに、学習活動の「書く」ことを通して、言語活動とともに課題解決のための思考力・判断力・表現力を伸ばせるように段階的に指導していきます。


【具体的な取り組みの例】

ノート点検 小テスト 多読指導 夏期講習 週二回の7限補習授業 授業での基礎力重視 習熟度別授業 小論文演習

2. 実践力 [資格取得]

中学1・2・3・年[基礎力養成期]
自分を高めるため時間を活かす
受験勉強に振り回されずに時間を活かせること。それが付属校の大きな長所です。本校ではその時間を資格の取得にも活用しています。教科に関連した実用技能英語検定や漢字検定はもちろんですが、大学での学びを意識したドイツ語・フランス語・中国語、TOEICへのチャレンジや簿記検定、法学検定の対策講座も用意しています。高校、大学、さらにはその先の社会を見据えた学びです。

【具体的な取り組みの例】

英語検定 TOEIC 簿記検定 法学検定 漢字検定 数学検定 校内漢字検定 校内計算検定

3. 社会力 [生活指導]

中学1・2・3・年[基礎力養成期]
厳しさの中にも温かさあり
「なんでも自由」な学校を望む人には、本校は合わないかも知れません。あいさつや制服の着こなしなど、基本的なマナーや生活習慣、集団生活を通しての規範意識を大切にしているからです。本校の場合、その指導を可能にしているのが、先生と生徒、あるいは先輩と後輩の確かな絆です。また保護者会や面談の実施、各種通信の発行などを通して、保護者との情報の共有にも努めています。



【具体的な取り組みの例】

中学林間学校 中3修学旅行 東京六大学野球応援 移動教室 高校林間学校 高校校外学習 高3修学旅行 個人面談

4. 精神力 [班・部活動]

苦労を仲間と乗り越える経験

中学1・2・3・年[基礎力養成期]
苦労を仲間と乗り越える経験
本校はもともと部活動の盛んな学校でしたが、調布の現校地に移転してから、より充実した活動が可能になりました。文化系・運動系あわせて38の班・部には、中学生のほとんど、そして高校生の約90%が参加しています。下級生のときに先輩の指導を受けた生徒が上級生になると、今度は自らコーチ役を買って出る、そういう面倒見のよさも誇れる伝統のひとつです。

【具体的な取り組みの例】

日々の練習 試合・実戦 コンクール 合宿 体育祭 球技大会 紫紺祭 学校行事の計画・立案・実行

明治大学への 接続・進学

中学1・2・3・年[基礎力養成期]
明治大学直系の付属校としての進学指導は、「大学でなにを学ぶのか」「将来どんな仕事をしたいのか」を軸に、明大全学部の説明会や大学施設見学、そして卒業生を招いての講演会など、きめ細かな進路指導が用意されています。



【具体的な取り組みの例】

中大連携講座  高大連携講座 明大オープンキャンパス OB・OG進路相談会 ようこそOB 高Ⅲ3学期特別授業 特別進学指導講座 プレカレッジプログラム 高大連携サマーセミナー

明大への推薦資格を保持して、国公立大学を併願受験!

各教科の指導方針

国語

言葉を駆使し考え、表現する力を育てること。言葉の運用能力は全教科の基といわれています。豊かな語彙力を養成し、読解力、表現力を身につけることで思考が深められるように指導します。それとともに文化や伝統など、また文学や芸術、自然や社会などへの興味関心の窓を開く言語能力を養うことを目標にしています。

社会

中学校では、社会のあり方を認識しその一員として生きる自己を自覚することを目的に、地理、歴史、公民の各分野を段階的に学習します。高等学校では、社会の中で自律的に活動する“個”の強化を目的に、科目ごとに専門性の高い内容を学習します。リベラル・アーツの考えに則り、社会科系で配当される科目群はほぼ全て、全生徒が履修します。

数学

中学、高校とも数学の基本的な概念や原理を理解し、数学的な表現や処理の仕方の習得を目的にしています。そのため、問題を解くプロセスや授業に臨む態度の育成に重点をおき、日々指導しています。また、中学では検定教科書以外の教材を使用し、中学、高校とも問題集を中心とした家庭学習にも力を入れています。

理科

理科は、「疑問や興味・関心を持つこと」、「筋道を立てて考えること」が大切です。授業は実験や観察が多く、その結果を整理したり考察することによって知的好奇心や科学的な思考力を養っていきます。実験室は4室あり、一人1台の顕微鏡をはじめ多くの実験機器がそろっていて、超高校レベルの実験を行うこともできます。

保健体育

集団行動の中から、ルールを重んじる態度と精神を育成するとともに、学校生活や社会の場において生かすことができるよう指導しています。また、運動に親しみ、運動の楽しさ喜びを学ばせることで、生涯を通じ運動と接する態度を養わせます。

芸術

歴史的伝統様式、時代背景をしっかり学びつつも既成概念にとらわれることなく、今を生きる子供たちの自己表現能力を最大限に引き出すことを目標としています。考えて工夫することに直感的に感じる感性を織り交ぜ、オリジナルな表現ができるような生徒を育てます。

英語

資格能力、発信力、そして英語で学ぶ力の育成を3つの柱に、英語の基礎力の充実はもちろん、中学では音読・暗唱の徹底、高校ではスピーチ、プレゼンテーション等のアウト・プット活動も重視しています。また、全学年に多読を奨励し、自ら英語を学ぶ姿勢を身につけるよう指導を行っています。

技術・家庭

私たちの「生活」はそれぞれの持つ価値観によって大きく異なります。生徒たちが生涯にわたり健康で文化的な家庭生活を営むために必要な価値観を磨き、知識・技術を習得することを目標としています。また、先人から受け継いだ礼儀作法や文化的行事とともに、ものづくり等の体験的学習を通して、より豊かな暮らしを支える力も養っています。

情報

情報科では、協同学習、キャリア教育と関連し、NIEを実践しながら問題解決能力が高まるようなカリキュラムを心がけています。情報通信社会に適応した内容で、メディアリテラシー能力、情報リテラシーの能力、コミュニケーション能力、表現力、論理的な思考能力や探究心を備えた生徒を育てます。