明治大学は,現在,川崎市麻生区の黒川地区に数年後のオープンを目指して,農学部の新しい実習農場建設に向け,取り組みを進めています。 明治大学が農場を設置する地域は農業振興地域となっております。農業を中心とした地域の活性化のために「農業者・農業団体」,「川崎市」,「市民」,「明治大学」が連携した事業展開について討議する会議も,2005年11月から行われております。 黒川地区に設置される実習農場は,地域農業の活性化を目指した川崎市の「農業公園づくり事業」と提携した,社会貢献をも視野に入れたもので,「先端農業」の研究を活かして,都市型農業に必要な生産性が高い野菜や果実の栽培などを行い,その成果を地域に還元していく方針です。 川崎市麻生区の黒川地区は多摩丘陵の一角に位置する典型的な丘陵地で,地形と対応した土地利用や植生がみられます。谷戸と呼ばれる谷地形の谷底は水田になっており,そのわきを小川が流れ,斜面と尾根は雑木林になっております。農場予定地は斜面と尾根に位置しています。
そして、発芽したり、食われたりして、土の中からなくなっていくのです。まるで、銀行の口座のように、預け入れと引き下ろしがあるのです。実験では農場予定地から土壌を一定量採取して、照明つきインキュベーターのなかで発芽させ、芽生えを育てて名前を調べました。まだ、名前を調べることのできる特徴の出ていない芽生えもありましたが、17種が確認されました。参加した学生のアンケート結果からは、この実験の評判は大変よく、労力がかかったにもかかわらず、学生の興味を引く実験であったようです。 土壌シードバンクの研究は最近盛んになってきた分野であり、生物多様性についての教育という観点からの学会発表も行う予定です。