2014年度学生キャリアサポーター座談会

2014年度 学生キャリアサポーター座談会

「M-style」12月号の特集は、『就職』。現役明大生の就職アドバイザー「学生キャリアサポーター」の座談会でした。ここでは、誌面では紹介しきれなかったこぼれ話や、サポーター自身のPRポイントを掲載します。

学部って就職活動に関係あるの！？

荘司　情報コミュニケーション学部の場合は、学べる分野が広く、他学部と比べ設立から年数が浅く知名度が低めだと思うので「何をやっているの？」と言われた時に、何とでも言える。そして、それ以上深く突っ込まれないところが、すごくよかったなと思います（笑）。
関根　経営学部であることに、特に不利とか有利とか感じたことはないです。でも、銀行を受けた際に「経営学部でマーケティングを勉強しているのに、銀行でいいの？」と言われました。それでも（選考を）通ったので、やはり、あまり学部間の有利・不利は感じていないです。組織について学んでいたので「入社したら、『組織』の中で周りを見て動きます」と言ったりもしていました。
竹本　自分の学部をアピールすることは、就職活動ではあまりないのかな。
関根　「何をしているのか」とは聞かれましたが、それ以上は特に突っ込まれることはなかったです。
野口　政治経済学部は人数が多い学部なので、OBの方が多く、仲良くしてくださった方もいてよかったのですが、面接で「政治って、仕事に直結しないけどいいの？」と聞かれて、答えに困った時もありました。

竹本　答えに困るようなことを逆手にとって、それで自分の学部なり学科をアピールするというようには、なかなかならないのかな。
野口　その一瞬では、上手い返しをするのは難しかったです。
竹本　就職の面接では「機転を利かせる」ってよく言うじゃないですか。そういうことには遭遇しなかった？
余語　ありました。「卒論で何をとりあげているの？」という質問に答えても、「その結果、どうなるの？」と言われて…。「結果も大事かもしれませんが、過程も大事なんです！」と、自分の粘り強さなどをアピールしました。
竹本　合っていても間違っていても、一定の論理性があってしゃべっちゃえば、こっちのもの、というのがあるのかもしれないね。ハッタリだよね。
野口　そうですね。例えば、自分のやっている研究内容、論文の内容はマイナーなジャンルだったのですが、（研究のために）使用する本に日本語の本がなかったので「語学力を生かしていろいろな本を読みます」と、アピールしたこともあります。

サポーターのPRポイント！

野口　私は地方出身で、四国、東京、東北と3カ所で就職活動をしていたので、地方で就職活動を考えている3年生には、具体的なアドバイスができると思います。あと、ESは量より質を重視して多くは出さなかったのですが、ESの段階では１社も落ちてないので、ESの書き方はアドバイスできそうだと思っています。
関根　自分はそんなに強い売りがあるわけではないのですが、「食品業界は数撃たなければ当たらない」と言われている中で、お菓子関係は4社中3社通っていて、自分の書いたESも残っているので、参考にしてもらえると思います。あと、業界の全く違う銀行を受けて、それも通ったので、「（受ける）業界が変わった時には、こうすればうまく立ち回れる」というようなことも聞いてもらえればと思います。
荘司　「うまくいくのかな」と、不安になっている明大生に対しては、自分も同じだったので、一緒になって考えてあげることができると思っています。

余語　私はマスコミを結構受けたのですが、マスコミのESや筆記試験は、クリエイティブな試験が多いので、その辺のアドバイスができそうです。あとは面接が全然通らない時期があって…。すごく悩んだ後、やっと通るようになりまして。そこからは最終面接まで全部行けたので、面接の話し方とか、コツとかいうのも、少しはアドバイスできるかなと思います。
竹本　面接にはテクニックがあると言っていたものね。
余語　はい。もちろん、自分のありのままを出した方がいいと思いますが、最低限のラインが多分あると思うので。
荘司　自分は旅行、鉄道、航空関係を受ける中で、かなり旅行関係の業界研究をしたので、「この会社とこの会社の違いは？」と聞かれたときに、アドバイスができると思います。

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