コレ見て!明治大学広報課ブログ

文化2012/09/21

まいまい
by : まいまい

高齢者交流『お茶会』に明大生がボランティア参加

9月18日、杉並区の下高井戸区民集会所で開催された杉並区地域交流会「お茶会」に、明大生がボランティアとして参加しました。

このお茶会は、杉並区に住んでいる高齢者の方同士が交流を深め、安心して生活できる地域づくりを目的に区が開催しているもので、和泉ボランティアセンターの呼びかけに集まった明大生たちが、高齢者の方たちと共に楽しいひとときを過ごしました。
ここではその様子を紹介します。
 

「お茶会」といっても、ただ一緒にお茶を飲むだけではなく、会場の準備・設営、お茶・菓子の配膳も、明大生の役割。更には、支援センターの職員さんたちが考案した様々なイベントが用意されていました。

まず『忍者』というお題が出され、4~5人に分かれたグループで、忍者の姿を思い出しながら絵を描きます。 

首をひねりながら忍者を描いている明大生に、参加者の方からは「襟もとは和服だから右前だね」「手裏剣だけじゃなくまきびしも持たせてみたら」などと、さすが年の功のアドバイスもあり、各グループのテーブルの上では、次々と個性豊かな忍者の絵が完成しました。
 

その後、明大生をモデルに新聞紙で忍者風に変装させ、各グループでその完成度を競い合うことに。
参加者さんたちの表情は真剣そのもの。
ここでもユニークな忍者が何人もできあがりました。

「上手につくってくれたから」と、明大生がつくった手裏剣を大事そうに持ち帰る参加者の方もいました。
 

「紅葉」や「故郷の空」、「上を向いて歩こう」などを、手話の振り付けを習いながら声を合わせて歌い、たくさんの笑顔と共にお茶会は終了しました。
 

参加者の方たちは「今までで一番楽しいお茶会だった」と、見送りをする明大生に握手を求めていました。

この会を運営している杉並区の民生委員や協力委員の方も
「いつもよりにぎやかで笑顔の多いお茶会になった。こういう企画は若い方々がいなければ成立しなかった」
「これからもぜひ継続して来ていただきたい。イベントの考案もお願いしたい」と、今後の明大生の協力への期待を語ってくださいました。

参加した学生は、
「ボランティアとして参加したが、逆にこちらが元気をもらった」
「認知症の方と、うまくコミュニケーションがとれるか心配だったが、『楽しかった』と言ってくださったのを聞いて、
細かいことがわからなくても、楽しい雰囲気というのはわかってもらえるのだと思った」
と、世代の違う方々との楽しいひとときから、得るものがたくさんあった様子でした。

この「お茶会」は年に3~4回の開催が予定されており、今後も引き続き参加する学生を募集しています。

【お問い合わせ・参加希望申し込み(学生のみ)】
和泉ボランティアセンター
場 所:第一校舎地下1階
電 話:03-5300-1470
メール:mvcizumi@kisc.meiji.ac.jp

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