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「なんて退屈な授業なんだ。僕はこの授業のために受験勉強してきたのか」。
大学受験予備校の有名講師たちの授業に慣れていた僕は、大学で最初の授業に出た後「ここにいても期待していたものは与えられないのでは」と不安に思いました。
思えばこれが、僕の大学生活での勘違いその1だったと思います。
少したって気づいたのは、大学では、受身になって自分に合う教育を待っていても、誰も与えてくれたりはしないということです。自分で主体的に学びたいことを決め、掴み取らなければならないのです。だから少し放り出された感じがしますが、実はこれは素晴らしいことなんです。成績で進路が決まってきた退屈な人生はもう終わり。ここからが、
自分の人生を主体的にデザインできる、最も輝くエキサイティングな時期の始まりなのです。こんなに楽しいことは無い!
目を凝らして周りをよく見てみましょう。明治大学には、素晴らしい学習機会が数多くあります。大学内の掲示板を隅々までチェックすれば、面白そうなイベントや勉強のチャンスが溢れています。国際交流センターでのボランティアでは、優秀な留学生たちが僕の視野を広げてくれました。オレゴン大学への交換留学では、地球が意外と小さいということを知りました。また、明治大学には真剣に相談すれば話を聞いてくれる柔軟性があります。僕が大学に「インターネット教育を改善しろ」
と楯突いたら、インターネット教育推進プロジェクトのメンバーとして教育環境を自ら改善させてもらいました。こうした経験を通じて「個」 を強くすることができたことが、僕の今の土台となりました。教職員のみなさんにはとても感謝しています。
社会に出れば、自分の人生に責任を持つという主体性が成功の条件です。自分の成長戦略を考えた上で、環境を整え、考えを実現する必要があります。これからは、大学が提供する素晴らしいチャンスを積極的に目いっぱい活用して下さい。この主体的な姿勢が、未来のプロフェッショナルとしての第一歩になると思います。
入学おめでとうございます。素晴らしい4年間を。
古賀 洋吉(こが・ようきち)
2000年政治経済学部卒。オレゴン大学交換留学生。明大在学時は明治大学ホームページ作成、「Oh-o! Meiji」システムの開発、 ネットビジネス立ち上げに参画。卒業後はアクセンチュア(株)戦略グループのコンサルタントとして、大手企業の全社戦略・新規事業戦略の立案を担当。2006年よりハーバード・ビジネス・スクールのMBA(経営大学院)に在学中。 |
M-style No.009(2007年4月20日発行)『Message from Harvard 1』より
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古賀洋吉さん
(2000年政治経済学部卒)
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