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毎年、明大生がシェイクスピア劇を公演する「明治大学シェイクスピアプロジェクト」。学部や興味関心が異なる学生たちが、このプロジェクトを通して「人生について考え、上演することでコミュニケーション能力を養成し、人間的な成長を遂げること」を目的として、8年前から始まったプロジェクトです。現場のスタッフ、キャストを学生が担当するのはもちろんのこと、台本の作成(翻訳)、運営、広報なども学生たちの手で進められ、これまで行われた公演では多くの好評を得ています。今年は心機一転、昨年までの「文化プロジェクト」という名称から、よりシェイクスピアを知ってもらおうと「シェイクスピアプロジェクト」とリニューアルして行われます。
今年の演目は、シェイクスピア晩年の傑作「冬物語」。そのキャストを決めるオーディションが、8月1日、2日の2日間、和泉キャンパスで開催され、約40人の学生が参加しました。オーディションは演出を担当する川名幸宏さん(文学部4年)リードのもと、いくつかのグループに分れて行われました。自分のイメージを決めて文章を朗読するワークショップや、その場で与えられたシチュエーションに応じて即興劇を行うなど、参加者は短い時間の中で自分の個性を表現しました。昨年に引き続きコーディネーターを務める井上優文学部准教授によると、実際に演劇を作っていく過程において、台本を読み、セリフを覚えるというスキルはもちろんのこと、演出家の意図を理解し瞬時に反応できる「即興力」や、ひとつの言葉を膨らませて表現できる力が非常に重要とのことでした。もちろん、演劇経験者以外にも門戸は広げられているため、さまざまな形のワークショップを通して一人ひとりの個性を発見することも重要なポイントとなりました。
オーディション通過者は、11月の公演を目指し、8月下旬から本格的な稽古を開始します。
どんな舞台ができあがってくるのか、今からとても楽しみです。
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 和泉キャンパスでのオーディションに臨む参加者
 各自が自由に思い描くイメージで決められた文書を朗読
 「ムチャ振り?」とも思えるシチュエーションを即興で演じます
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■プロデューサー・植田あす美さん(文学部2年)のコメント |
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「シェイクスピアと聞いてあなたは何を想像しますか?難しいというイメージを持っていませんか?明治大学シェイクスピアプロジェクトをご覧いただければ、そのイメージは変わるはずです。学生による翻訳でより身近な言葉でシェイクスピアをお楽しみいただけます。また、演劇というものがより身近なものになると思います。我々はゼミでもサークルでもなく、授業を母体として、演劇が大好きな学生が集まった集団です。今年は監修に扉座の横内謙介さんをお迎えし、新たなシェイクスピア像に挑戦していきます。ぜひ、ご期待ください」 |
■演出担当・川名幸宏さん(文学部4年)のコメント |
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「2009年のハムレット公演ではキャストとして参加し、今回は演出を担当します。これまで8回にわたりシェイクスピア劇を公演してきたわけですが、学生がシェイクスピアの舞台を作り、演じることはとても高い壁があると思っています。アカデミーホールという大きな会場で公演できることは、私たちにとって大きな挑戦です。これから2ヶ月半、パフォーマンスの限界に挑戦し、精一杯稽古を積んでいきたいと思います。学生の熱い思いをぜひ、ご覧ください」 |
『冬物語』のあらすじ…
シチリア王リオンティーズとボヘミア王ポリクシニーズは幼い頃からの無二の親友であった。今、リオンティーズの宮殿に滞在していたポリクシニーズ。これ以上国を空けてはいられないと言う。リオンティーズは引き留めようとして、王妃のハーマイオニに説得を頼む。はじめは固辞するポリクシニーズだったが、ハーマイオニの熱意に動かされ、ついに逗留を決める。
しかし、喜ぶはずのリオンティーズの内に突然暗雲が立ちこめる。ポリクシニーズとハーマイオニが、まるで恋人同士のようにみえたのだ。“二人はもしかしてこの滞在中に愛をはぐくんでいたに違いない。
ハーマイオニは臨月の体――もしかして彼の子を宿したのでは!?” リオンティーズの内に沸き起こった疑念は二人の嫉妬へと発展し、恐ろしい決断を実行に移すことになる。
そして、16年後、奇跡的な結末が・・・。
(シェイクスピアプロジェクトHP抜粋)
明治大学シェイクスピアプロジェクト『冬物語』公演情報
[日程]2011年11月18日(金)〜20日(日)
[場所]明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン3階アカデミーホール
詳しくはシェイクスピア・プロジェクトウェブサイトでお知らせしています。
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