法学部学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

目指すべき人材像

 法学部は,建学の精神「権利自由」・「独立自治」を自由な精神に基づく自治の精神と捉え,この精神を生かすような「人間性・国際性に裏打ちされたリーガル・マインドの育成」を目指しています。法は,社会と人間関係の一つの結節点であり,実社会においても日々生起する人々の利害関係を調整して紛争を解決し,または紛争を予防する機能を果たしています。法を理解するためには,その基礎にある社会と人間についての洞察と深い理解が必要です。法学教育は,裁判官や検察官,弁護士等の法曹を養成するばかりでなく,国際性豊かな批判的精神に富む市民の養成をも目的としています。

そのための具体的到達目標

 法とは何かということを,人間の行動と社会のありようから学び,それによって,利害関係を調整して紛争を解決・予防するための法的素養並びに国際性豊かな批判的精神,幅広く深い教養,事実を冷静に直視し把握する能力,そしてこれらを統合して自由自在に使いこなすことのできる優れた知的能力を涵養することを学習成果の到達目標とします。この到達目標を達成するうえで,本学部は5つのコース制を採用しており,各コースを特色づける専門科目の学習を通じて,学生自身の将来の進路に応じた能力を育成します。「ビジネスローコース」は,種々の組織の業務に従事するに際して必要となる多様な法律科目を修得することにより,企業法務や国際的な取引・ビジネス法務などの場で活躍するための能力を育成します。「国際関係法コース」は,国際関係法科目のみならず多様な文化に関する科目も修得することにより,国際機関,NGO,海外企業や国際取引などの部門で活躍するための能力を育成します。「法と情報コース」は,情報社会の構造と問題点,情報と関連する法制度などについての知識と解決方法に関する科目を修得することにより,知的財産権管理や情報政策,情報セキュリティなどにかかわる情報社会で活躍するための能力を育成します。「公共法務コース」は,各種の試験に共通する科目である憲法,民法および行政法などを中心とした科目を修得することにより,国家公務員,国会議員,裁判所職員および地方公務員その他の法律関連専門職に従事するための能力を育成します。「法曹コース」は,法曹資格を取得するために必要な科目を中心に法律学を体系的に修得することにより,将来,裁判官,検察官,弁護士などの法曹(法曹実務家)としての資格,またはその他の法律関係の資格を取るための能力を育成します。
 これらの目標を達成するため,法学部は,総合教養科目群,日本語科目群,情報科目群,外国語科目群,保健体育科目群,法律必修科目群,演習科目群,コース科目群,自由選択科目群等から所定の単位をそれぞれ修得しつつ,取得単位128単位の基準を満たし,かつ本学学則に定める期間に在学した者へ学士(法学)の学位を授与します。

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