最終成績(2011年第87回箱根駅伝)

競走部、総合5位で3年連続シード権を獲得 第87回箱根駅伝

※学年・所属などは大会当時のものです。

 第87回東京箱根間往復大学駅伝競走が1月2日・3日、東京・大手町と箱根・芦ノ湖を往復する10区間217.9kmのコースで行われ、明治大学体育会競走部は参加20チーム中総合5位の好成績でゴール。第85回大会から3年連続でシード権を獲得しました。明大の総合タイム11時間8分24秒で、これは1960年以降では、第39回大会(1963年)の2位に次ぐ好成績となりました。

 今大会で3年連続53回目の出場となった明大。昨季の長距離チームを牽引したエース級4年生が大量に卒業した今季は、鎧坂哲哉(経営学部3年)を中心にチーム力を蓄え、2010年10月の出雲駅伝を総合8位、同11月の全日本大学駅伝を総合6位と順調にステップアップしながら、箱根路のスタートラインに戻りました。

大手町読売新聞社前をスタートする1区、松本

 2日の往路に臨み、西弘美競走部駅伝監督は事前の区間エントリーを一部変更して5区に大江啓貴(政治経済学部2年)を起用。明大は1区・松本翔(副将、政治経済学部4年)、2区・鎧坂、3区・菊地賢人(理工学部2年)、4区・北魁道(商学部1年)、5区・大江のオーダーで芦ノ湖のゴールを目指しました。
 1区を任された松本は、副将としての責任感と4年生の意地を示す走りで集団に食らいつき、15位ながら3位とは16秒差まで詰め寄るタイムでエース・鎧坂に襷をリレー。華の2区、紫紺の襷を受けてコースに飛び出した鎧坂は、区間3位の力強い走りでチーム順位を4位に押し上げ、期待に応えるとともにレースの流れを大きく引き寄せました。

華の2区、区間3位の力強い走りの鎧坂

 明大はそのまま流れに乗ってペースを掴み、3区・菊地(区間4位)がチーム順位3位に押し上げる力走、4区・期待のルーキー北(区間11位)も箱根駅伝デビューながら堂々の走りでチーム順位4位と、それぞれ上位順位を保ったまま襷をつなぐ展開で、沿道の明治ファン・駅伝ファンを大いに沸かせる印象深い快走を披露しました。

3区、いい流れをつなぐ菊池 4区、ルーキー北

 そして山登り区間の5区、エントリー変更で起用された大江は見事抜擢に応え、東洋大の柏原選手に次ぐ区間2位のタイムで箱根の山を駆け上がると、チーム順位4位で芦ノ湖のゴールに飛び込みました。
 終始安定したレース展開を見せた明大は、総合4位の好成績で往路の5区間108.0kmを走破、復路に大きな望みを灯しました。

5区、山登り区間に臨み4位で往路フィニッシュする大江

 続く3日の復路、明大は3年連続となるシード権獲得と総合での上位入賞を目指し、往路トップの東洋大から2分21秒遅れで芦ノ湖をスタート。
 オーダーは、これも昨年12月29日の区間エントリーを一部変更して、8区に岸本大直(経営学部4年)を起用。6区・廣瀨大貴(経営学部1年)、7区・渡辺真矢(政治経済学部2年)、8区・岸本、9区・細川勇介(政治経済学部3年)、10区・小林優太(主将、理工学部4年)が出走しました。

6区、初出場のルーキー廣瀨

 山下りの6区を任されたルーキー廣瀬は、これが大学駅伝デビュー。9km付近で順位をひとつ下げたものの、トップと4分43秒差の5位で7区・渡辺に襷をつなぎます。
 昨年の第86回大会では最終10区を走った渡辺は4位との差を縮めるも、同じく5位で8区・岸本へ。最終学年の4年生にして箱根駅伝出場を掴み取った岸本は、チーム順位5位をキープして9区・細川へ襷をつなぎます。

7区、必死に攻め寄る渡辺 8区、初の代表を感じさせない走りの岸本

 細川は9km付近で4位の東海大に追いつき、鶴見中継所まで並走を続けるも、惜しくも4位と4秒差、トップとは7分49秒差で10区・小林主将に襷とチームの全てを託しました。

9区、東海大と競り合う細川

 ここまでチームメイトがつないだ紫紺の襷を胸に、4年生として最後の箱根駅伝に臨んだ小林主将は、一時は東海大を抜き4位に上がるなど主将としての力強い走りを見せ、最終的に総合5位でチームメイトの待つ大手町にゴール。復路の5区間109.9kmを走り終えた明大は、見事3年連続となるシード権を獲得しました。

最終10区、力強く走る小林主将 総合5位でフィニッシュし3年連続でシード権獲得

応援スポットに駆けつけてくださった皆様、またテレビ・ラジオを通じて明大にご声援くださった皆様に、心より御礼を申し上げます。

第87回箱根駅伝総合順位

総合順位 大学名 総合記録
1 早稲田大学 10時間59分51秒
2 東洋大学 11時間00分12秒
3 駒沢大学 11時間03分53秒
4 東海大学 11時間08分12秒
5 明治大学 11時間08分24秒
6 中央大学 11時間11分24秒
7 拓殖大学 11時間11分28秒
8 日本体育大学 11時間13分19秒
9 青山学院大学 11時間13分20秒
10 國學院大學 11時間13分23秒
11 城西大学 11時間13分26秒
12 山梨学院大学 11時間13分50秒
13 帝京大学 11時間14分21秒
14 東京農業大学 11時間15分43秒
15 神奈川大学 11時間16分37秒
16 中央学院大学 11時間19分00秒
17 専修大学 11時間21分05秒
18 関東学連選抜 11時間21分17秒
19 上武大学 11時間25分11秒
20 日本大学 11時間28分00秒
※10位までのチームは第88回箱根駅伝出場権(シード権)獲得

第87回箱根駅伝総合記録(明治大学)

1区(21.4km)
大手町→鶴見
2区(23.2km)
鶴見→戸塚
3区(21.5km)
戸塚→平塚
4区(18.5km)
平塚→小田原
5区(23.4km)
小田原→箱根
松本 翔(政経4)

(15)1時間04分31秒
(15)1時間04分31秒
鎧坂哲哉(経営3)

(3)1時間07分36秒
(4)2時間12分07秒
菊地賢人(理工2)

(4)1時間03分23秒
(3)3時間15分30秒
北 魁道(商1)

(11)56分49秒
(4)4時間12分19秒
大江啓貴(政経2)

(2)1時間19分52秒
(4)5時間32分11秒
6区(20.8km)
箱根→小田原
7区(21.3km)
小田原→平塚
8区(21.5km)
平塚→戸塚
9区(23.2km)
戸塚→鶴見
10区(23.1km)
鶴見→大手町
廣瀨大貴(経営1)

(17)1時間01分44秒
(5)6時間33分55秒
渡辺真矢(政経2)

(11)1時間05分28秒
(5)7時間39分23秒
岸本大直(経営4)

(6)1時間07分01秒
(5)8時間46分24秒
細川勇介(政経3)

(10)1時間11分21秒
(5)9時間57分45秒
小林優太(理工4)

(5)1時間10分39秒
(5)11時間8分24秒
往路成績(5区/108.0km) 5時間32分11秒(総合4位)
復路成績(5区/109.9km) 5時間36分13秒(総合7位)
総合成績(10区/217.9km) 11時間08分24秒(総合5位)
※上段は区間順位・区間記録/下段は通算順位・通算記録

大会後懇親会でのコメント

遠藤 和生 競走部監督



 皆さま、たくさんお集まりいただき、ありがとうございます。
 長い年月を過ぎ、西駅伝監督やチームのメンバーの頑張りのおかげをもちまして、5位という成績を獲得することができました。
 来年はますます頑張っていく所存ですので、よろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。
西 弘美 競走部駅伝監督



 箱根が終わるまでは2010年ということで、ようやく新年を迎えることができました。
 出雲で8位、全日本で6位、箱根では4位かなぁと思ったのですが(笑)、選手の皆が最後の最後まで粘り強い走りをしてくれまして、5位という成績を収めることができました。
 昨年強い4年生が卒業し、今回は危ないというようなことも聞かれましたが、選手の一人ひとりが強く高い意志を求め頑張ってきました。そして何とか下馬評を覆すように、昨年の10位から今年は5位という結果に持ってくることができました。
 本当にありがとうございました。来年は優勝を目指して頑張りたいと思います。
 以下、簡単ですが、私から各選手の紹介をいたします。

1区 松本 翔(政経4)
 15位と出だしは遅れましたが、3位と16秒差まで詰め寄り1区の役割を充分に果たしました。

2区 鎧坂哲哉(経営3)
 エースとして頑張っています。今回は区間3位の結果ですが、15位から4位まで順位を上げるいい流れを作ってくれました。まだ3年であと1年ありますから存分に力を発揮してもらいたいと思います。

3区 菊地賢人(理工2)
 よい流れを引き継いで走ってくれました。結果区間6位と、さらにいい流れに持っていってくれました。途中足に少し痙攣が起きましたが、4位を継続する走りでした。

4区 北 魁道(商1)
 “ほっかいどう”で全国的に有名になりました。1年生ということでまだ持っている力が出せていないのではないかと思いますが、来年に繋げて頑張ってほしいと思います。

5区 大江啓貴(政経2)
 下りのトレーニングをしてきたのですが、急遽上りのコースに変更して時間の無い中、区間2位と、大きくいい流れに持っていってくれました。

6区 廣瀬大貴(経営1)
 彼も急遽下りにコース変更となり、区間17位でしたが、そこまで引き離されること無く、しっかりとした走りをしてくれました。

7区 渡辺真矢(政経2)
 秋にはやっと好調となりましたが、夏場は故障で参加できないところからのスタートでした。今までの悪かったことを取り払い、区間10位ですが東海大に33秒差まで詰め寄ることができました。

8区 岸本大直(経営4)
 大きな大会、インカレでも代表になったこともなく、一番心配していた8区でしたが、その心配を振り払う区間6位の走りで、いい流れを作ってくれました。

9区 細川勇介(政経3)
 一昨年1年生で区間7位、6位から4位に順位を上げえる好成績でしたが2年時は故障。3年の今年、この2年分しっかり力を蓄えてきた走りでした。最初から最後まで東海大と競り、最後にはかわされましたがチームに貢献しました。

10区 小林優太(理工4)
 上りのコースは2年の時に経験していて得意としているので、20分ぐらいでは上るかと期待してましたが上の方でいけませんでした。
 彼も昨年11月に故障し、箱根で走るのを決めたのは1月1日のことです。練習では問題なく、今朝も行けるとのことで出場を決めました。彼のスピードであれば充分いける、4位は8割方堅いと思っていました。しかし、東海大の選手が思った以上の走りでした。
 思うような練習が満足にできないなか一生懸命頑張って、5位という成績に持っていってくれました。
小林優太 主将(10区・理工4)



 今日はありがとうございました。西監督の説明にもありましたように、自分自身がぎりぎりな状態で、他の選手や監督にご迷惑をおかけしてしまいました。
 出雲、全日本、箱根と通して、走る人数も多くなってくる中、今年は全員が一つとなってこの正月も戦いました。
 箱根の結果を振り返って感じるのですが、個々のスピード面では記録を持っていても、長いレースを通して対応できていないことが多々あるのですが、それでも徐々に順位を上げていけたというのは、チーム全体の総合力がついてきたのでしょう。ケガ人が出てもそれを補えたのが、今年のチームの良かった点だと思います。
 たくさんの選手の中でも長距離選手に関していえば、一般入試で入ってきた選手も記録を伸ばして、ほとんど15分台で走ります。多分こういうチームはないのではないかと思います。
 今回ぎりぎりメンバーを外れた選手もいるのですが、そうした選手からの押し上げなどが、この総合力を作ったのだと思います。自分の足というより、惜しくもメンバーを外れた選手たち、マネージャーも含めた部員全員に拍手をいただければと思います。
 結果は5位でしたが、来年に繋がる5位で、また強い選手も残りますので、ぜひ優勝を目指して頑張ってほしいと思います。皆さまの応援をよろしくお願いいたします。



皆さまの暖かいご声援有難うございました。
第88回箱根駅伝も、引き続き応援くださいますよう、よろしくお願いいたします。

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