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掲載日:2009/12/21
リビアの最高指導者カダフィ氏と明治大学の学生とのサテライト集会を開催
〜アジアの大学では初 「日本は自立すべき」と“カダフィ節”を展開〜

 アフリカ・リビアの最高指導者で、アフリカ連合(AU)議長のカダフィ氏と、明治大学の学生とのサテライト対話集会が2009年12月15日、駿河台キャンパス・アカデミーホールで開かれた。衛星回線を使った同様の対話集会はこれまで、ケンブリッジ大やオックスフォード大など欧米の名門大学でも開催されたが、アジアの大学では初となる。国連での演説で約1時間半にわたり安保理批判を繰り広げるなど、その言動で注目を浴びるカダフィ氏は「原爆を落としたアメリカに日本人がなぜ好意を持てるのか理解できない」などと、ここでも“カダフィ節”を存分に発揮した。
 集会は、明大軍縮平和研究所(所長:福田邦夫商学部教授)の主催。会場には学生や市民、アフリカ各国の大使館関係者、報道陣など700人以上が詰めかけ、注目度の高さをうかがわせた。冒頭でカダフィ氏は「今日はありがとう。アフリカの事を大事に思う皆様に感謝します」と来場者に挨拶し、「アフリカは奴隷。植民地時代に破壊され、現在も資本主義者に資源を搾取されるなど利用されている。砂漠化など環境問題も深刻だ」と、アフリカの現状について見解を述べた。
 カダフィ氏は続いて、日本にも言及。「日本はアフリカに協力的な国だが、自由な意思を持っているとは思えない。日本は戦後、アメリカの言いなりで植民地のようだ。自国の軍隊も持てない歪んだ形になっている」と日本の国のあり方を批判し、「日本も核を持ち、自立すべき。自由の意思を持つべきだ」と持論を展開した。また、天然資源の開発などアフリカ投資を拡大する中国に対しては「中国はアフリカ大陸の人々と追い出そうとしている」と、警戒感を示した。
 参加した学生たちからは「アフリカは天然資源も豊富なのに、なぜ貧困に苦しんでいるのか?」「アフガニスタンへのアメリカ軍増派をどう思うか?」など多くの質問が寄せられた。「いつか日本に来て下さい」との質問に、カダフィ氏は「私は喜んで日本に行きたい。まだ招待されていないが、いつか実現したい。日本に行ったら、あなたたちの大学にうかがいたい」と応じ、会場を沸かせていた。
 終了後、学生たちは「テレビでは横暴なイメージだったが、質問に一生懸命答えようとしていて親近感があった」「響いてくるものがあった。短い時間だったが、今後の世界を考える有益な機会だった」などと感想を語っていた。なお集会の模様は、リビアの国営放送でも生放送された。
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