「明治大学広報」
 
第556号(2005年6月1日発行)
◆カナダ・モントリオール大学と
  大学間協力協定を締結
 明治大学とカナダ・モントリオール大学はさきごろ、大学間協力協定を締結した。モントリオール大は、学生数5万人を擁するカナダ第2位の総合大学である。

 昨年9月、納谷廣美学長が日加学長会議に出席のためカナダを訪問したのを機会に、これまで明大国際交流センターを中心に交渉・協議を重ねてきた大学間交流協定(学術・学生交流)がこのたびまとまり、3月24日、明大とモントリオール大との学術・学生を中心とした幅広い分野での交流を規定した大学間協力協定書、その付属文書としての学生交流を規定した学生交流計画の実施に関する覚書に双方で署名し、同協定が発効した。協定期間は、五カ年を一期間とするもので、同協定書には双方の教員・研究者の受入れを促進すること、共同研究・共同発表の促進、学生交流の実施などを積極的に行なっていくこと、覚書には交換留学の推進がそれぞれ明記されている。

 モントリオール大は、カナダ・ケベック州モントリオール市に所在するフランス語系大学として1878年に創立され、現在では教員数5600人、在籍学生数5万人を誇るカナダ第2位の大規模大学。500を超える学部・大学院のプログラムに世界100カ国から4000人の留学生を受け入れている。人文・社会・自然科学の各分野に16学部を擁し、なかでも医学部はカナダ国内でも屈指の存在。また、毎年3億ドルを超える研究基金を獲得するなど、北米で有数の研究機関でもある。なお、講義はフランス語で行われる。

 同大は国際的な大学間連携にも力を注いでおり、今回の協定により、カナダ研究を推進する明大は、フレンチ・カナダの貴重な研究拠点を確保したと言える。

 今回の協定締結により明大の協定校数は、学部間交流も含め、16カ国・地域31大学となった。
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