「明治大学広報」
 
第557号(2005年6月15日発行)
◆ずうむあっぷ:  どんな時でも全力で
合気道部部 畠山 尚知
 5月に行われた第43回全日本合気道演武大会。明治にとって最も大きな大会のひとつであるこの大会は、普段の稽古の成果を見せる、数少ない場だ。4年生にとっては最後となる演武大会。そこでの演武で畠山主将(商4)は6つの基本的な技を披露した。「基礎ほど奥が深いもの。もっと稽古しないといけないね」とその重要性を再認識した。

 本学の合気道には勝敗がない。しかし、その分自分が納得するためには、「日々の稽古が欠かせなくなってくる」。そんな厳しい環境の中で畠山主将は自信を培ってきた。「自分達は普段から全力で稽古している」。その自信があるからこそ、大会のために特別な稽古は必要なかった。

 演武大会当日。畠山主将は堂々と演武をこなし最後の大会を見事に締めくくった。「自分の4年間を全て出し切れたよ」。絶対に悔いは残さない。そこには、4年間自分と戦い続けたからこその笑顔が広がっていた。

 大学生活もあとわずか。「これからは後輩に自分の合気道を伝えたい」。畠山は最後まで全力を尽くす。

(はたけやま・よしかず 商4、浦和西高出、173p・73s)
広報部(お知らせ)へ
                            ・明治トップへ
 
ご購読のお申し込みは下記メールアドレスまでお願いいたします。
E-mail:koho@mics.meiji.ac.jp
閉じる