「明治大学広報」
 
第561号(2005年9月1日発行)
駿 風
 少子化時代を目前に控え、教育環境の整備とともに、今、大学にもとめられていることに「学生の快適なキャンパスライフへの支援」がある▼現在、明治大学に入学してくる学生たちには多様なモチベーションがあり、また大学に求めるニーズも多様化してきている。将来の夢は弁護士からロックンローラーまで千差万別、学生の数だけある。かつてのように「質実剛健」「文武両道」の四文字熟語だけでは、学生たちの目的意識を動機づけできない▼この春より、学生部を中心に「自分探しの学生支援」プログラムがスタートした。多様な学生像の反面、大学をうまく活用できない、あるいは「大学を知らない」学生が増えはじめたからでもある。前期には課外教育プログラムとして「新入生キャンプIN山中湖村」「神宮へ行こう」「おいしいお酒のたしなみ方」等を実施してみた▼参加した学生たちは、やはり明治大学を通じての自分なりの成長を強く要望している。これに十分に答えていく「面倒見のよい大学」の創設、管理から学生サポートの時代が到来している。
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