「明治大学広報」
 
第561号(2005年9月1日発行)
  〇学生相談の充実
 第2の重要な領域は学生相談です。この中にはさらに2つの課題があります。ひとつは学生相談そのものの充実を図ることです。本学の学生相談室は「よろず相談室」として実にさまざまな相談に対応してきました。今後もこの方針に変更はありませんが、相談件数が増えているのみならず、相談内容が深刻化しているのが最近の特徴です。この特徴は本学だけに限ったことではないとはいえ、こうした傾向に留意してインテーカーの専門職化を図るなど、今後の相談室の運営の充実を考えているところです。

 もうひとつの課題がハラスメント対策です。もちろん、ハラスメント問題は学生のみが当事者となるわけではありませんから、教職員を含め全学的に対策を推進する必要があります。その点からすれば、ハラスメント対策は学生相談室業務の範囲を超えています。従来採られてきたセクハラ対策に限定することなく、いわゆるアカハラやパワハラにも対応できる体制づくりをする必要があると考えています。目下、人権問題委員会とセクハラ対策委員会とが合同で総合的なハラスメント対策の準備を鋭意進めています。
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