「明治大学広報」
 
第561号(2005年9月1日発行)
 ・校友との連携、そして支援を
学長 納谷 廣美
学長に就任してから1年半近くになりましたが、この間、校友の皆さんから励ましをいただき、大学改革に全力を尽くしてきました。今、明治大学は、かなりの勢いで動きはじめています。

 校友会につきましては、他の大学から非常にうらやましいと言われています。校友会は組織改革され、そして、このたび校友会館(仮称)が建設されます。校友会と大学が真の意味で連携関係を築けるよう、教学もできるだけ協力していきたいと思っています。

 明治大学は今まで、待ちの姿勢でした。しかし、「第3番目の開国期」とも評される、変化の激しい昨今、そういうことでは許されません。新しい時代にふさわしい流れがある以上は、それに沿うような大学の運営をしなければなりません。明治大学は全国区レベルの大学として、全国・全世界に明治大学の名が知れ渡るよう、さらに改革を進めていきたいと思います。そのために皆さんには、いろいろなご意見をいただきたいと思っています。

 校友の皆さんには、大学のために何ができるかという観点から、ぜひ大学との連携を進めるように、ご尽力とご理解をいただきたいと思います。私たちも、校友の皆さんと親しく対話したいと思っています。

 明治大学では、社会貢献、特に産官との連携が大学改革の柱になりつつあります。このことに関連して、たとえば皆さんには共同研究、あるいは委託研究など、本学の教員の研究活動を支援する形で協力していただければ非常にありがたいと思います。それが明治大学の将来にむけての貴重な財産になるものと確信しています。ますますのご協力をお願い申し上げます。
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